2019/11/12
本気で実践する災害食
驚きの技! 災害時の食を多様化するコツ
アレルギーの配慮が必要な方への提案
さて、次の提案は、アレルギー対応者について配慮したものです。
この提案をするために、私の住む町の中央にある生協コープ店で、アレルゲン27品目を含まない食品で、封を切ったらすぐ食べられ、かつ賞味期限が6カ月以上のものを探しました。もちろんカロリーメイトの味に合うものでなければなりません。極端に甘い食品、塩辛い食品は避けます。子どもから高齢者まで食べられる食品、栄養が豊富な食品を選ぶことにしました。しかし、なかなか見つかりません。アレルギーに配慮した食品はまだまだ店内で見つけることが難しいことを実感しました。こうした食品をもう少し店内に置くことが必要ではないかと思います。店内をかなり長時間ウロウロし、2週間かけてやっと探し出した以下の食品を使って実験しました。ただし、ベースのカロリーメイトが卵・乳製品・小麦・大豆・アーモンド・オレンジのアレルギー原因物質を含んでいることは実験上矛盾していることをお断りします。現在、主食になる食品で小麦粉を使用しない食品はアルファ化米などのコメ製品を除き見つけにくいのが現状です。米粉パン、米粉乾パンなどの入手が簡単にできることを今後望みます。もし、これらの食品が見つかれば、それをベースにして多様化を試みてください。
作り方(2019年11月2日、室温20度)
作り方は前述の一般食品と同じです。まずカロリーメイトの流動状のものを作り、続いて容器10個に40グラムずつ分けて入れます。そこにアレルギー源なし(例外1)の食品約20グラムを乗せて完成させました。
採用したカレー(1歳ごろから離乳食用)はレトルトでミニパック1人前50グラム入りです。残念なことに、この商品にはアレルギー原因食品27品目のうち1つだけ豚肉が入っていましたが、この商品しかなく他に探すことはできませんでした。出来上がりを食べた評価と写真を示しました。
以上、災害時に手持ちの食品が少ないと「ばっかり食」で情けなくなります。備蓄食品は10日分を目安にするように内閣府は提案しています。台風19号では道路が崩れて孤立集落になった家も多数ありました。ココは大丈夫!という超安全な場所は日本中探してもない、そんな気がする今日この頃です。単品を備蓄するのでなく、目先を変えて変化を創作できるような食品をいろいろ混ぜて備蓄するようにお勧めします。
(了)
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/02/10
-
-
海外危機管理マニュアルの作成が急務
海外に社員を送り出す企業にとって、緊急事態が発生した際の対応体制は必須。どんなに現地に慣れたベテランでも、自分の身を守り切れない事態は起き得ます。ましてや現在は安全保障上の国家対立が深まり、東アジアの緊張も高まっている時代。海外危機管理サービスを手がける安全サポートの有坂錬成代表取締役に、海外進出企業が取り組むべき対策を聞きました。
2026/02/05
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/02/05
-
-
-
-
-
発災後をリアルに想定した大規模訓練に学ぶ
2026年1月14日、横浜市庁舎10階の災害対策本部運営室で、九都県市合同による大規模な図上訓練が行われた。市職員に加え、警察、自衛隊、海上保安庁、医療従事者、ライフライン事業者などが一堂に会し、市災害対策本部運営をシミュレーションした。
2026/01/26
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方