2016/12/06
ニュープロダクツ
JVCケンウッドグループの株式会社JVCケンウッド・公共産業システム(本社:神奈川県横浜市)は6日、JVCブランドより、セキュリティ用(監視用)の業務用同軸HDカメラシステムとして、同軸カメラ4機種とハードディスクレコーダー3機種、専用カメラ電源ユニット2機種を12月中旬に発売すると発表した。
フルHD解像度での撮影に加え、同軸ケーブルのみで映像伝送と給電を可能とするアナログカメラと、伝送されたフルHD映像を長時間録画できるハードディスクレコーダーから構成。電源ケーブルが不要で、設置性に優れ、かつ長距離伝送にも対応する。設置場所や監視規模に応じて選べる多彩なラインアップを揃え、監視の目的に合ったシステム構築を可能にする。
映像セキュリティシステムは、高解像度化、高画質化が進み、従来のアナログ方式からネットワークを使用したIP方式に移行しつつある。しかし、一方で「配線工事のやり直しができない」、「遅延のないモニタリングを行いたい」、「設置後の設定が面倒」などの理由から、アナログ方式を望む声もまだ多くある。こうした要望に応えるため、アナログ方式でありながらフルHDの高解像度による遅延のない監視・録画ができ、かつ同軸ケーブル1本で伝送できることから、既設ケーブルや配線ルートをそのまま活用してスムーズな導入を可能とする同軸HDカメラシステムを発売することとなった。
オフィスビル、集合住宅、店舗、工場などでセキュリティ用途向けに、現状の設置・配線環境を生かしながら、より高画質な監視をスムーズに実現できるシステムとして提案していく。
(了)
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