2016/12/08
ニュープロダクツ

IoT製品開発、スマートフォンアプリの企画・開発を行う株式会社Strobo(本社:東京都文京区)が販売する「leafee mag(リーフィー・マグ)」は、窓に貼るだけで家中の窓の戸締まりをスマートフォンでチェックできるシンプルで新しいスマート窓センサー。
センサーと専用磁石の距離を測ることで、窓や扉の開閉を検知。付属の両面テープを使って、窓や窓のサッシ部分にセンサーを、鍵レバーの部分に磁石を貼り付けるだけで使うことができる。貼る場所によって、窓の開閉か施錠かなど、検知の対象を変えられる。
センサーと磁石の距離によって、スマートフォン画面には色分けして表示されるので、一目でチェックができる。
窓以外にもエアコンや冷蔵庫など様々な場所に貼って、開閉状態のチェックもできる。スマートフォンとleafee magはBluetoothで通信し、他に機器は不要。1980円(税抜)と低価格にした。
「IoT」というキーワードが普及していく中で、家庭向けにもIoT製品が提案され始めた。しかしながら、多くのIoT製品が1万円以上の高価格帯であったり、ブロードバンド契約やルーターが必要であったりするなど、一般の消費者にIoT製品が普及するには敷居の高さがあった。
同社では、低価格でスマートフォン以外の機器が不要で気軽に使い始められるIoT製品を提案することで、家庭にIoTが普及することを狙う。今後は、オプションサービスなど開発していく予定だ。
(了)
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/08/26
-
-
ゲリラ雷雨の捕捉率9割 民間気象会社の実力
突発的・局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ雷雨」は今シーズン、全国で約7万8000 回発生、8月中旬がピーク。民間気象会社のウェザーニューズが7月に発表した中期予想です。同社予報センターは今年も、専任チームを編成してゲリラ雷雨をリアルタイムに観測中。予測精度はいまどこまで来ているのかを聞きました。
2025/08/24
-
スギヨ、顧客の信頼を重視し代替生産せず
2024年1月に発生した能登半島地震により、大きな被害を受けた水産練製品メーカーの株式会社スギヨ(本社:石川県七尾市)。その再建を支えたのは、同社の商品を心から愛する消費者の存在だった。全国に複数の工場があり、多くの商品について代替生産に踏み切る一方、主力商品の1つ「ビタミンちくわ」に関しては「能登で生産している」という顧客の期待を重視し、あえて現地工場の再開を待つという異例の判断を下した。結果として、消費者からの強い支持を受け、ビタミンちくわは過去最高近い売り上げを記録している。一方、BCPでは大規模な地震などが想定されていないなどの課題も明らかになった。同社では今、BCPの立て直しを進めている。
2025/08/24
-
-
-
-
ゲリラ豪雨を30分前に捕捉 万博会場で実証実験
「ゲリラ豪雨」は不確実性の高い気象現象の代表格。これを正確に捕捉しようという試みが現在、大阪・関西万博の会場で行われています。情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所、大阪大学、防災科学技術研究所、Preferred Networks、エムティーアイの6者連携による実証実験。予測システムの仕組みと開発の経緯、実証実験の概要を聞きました。
2025/08/20
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方