2020/02/19
WITHコロナのBCP
COVID-19はどこからやってくるか?
COVID-19の感染経路は接触感染および飛沫感染です。空気感染はいまのところ発見されていません。数日前にエアロゾル感染などという聞き慣れない言葉のニュースが流れましたが、あの記事は「肺炎患者の肺洗浄を行った際に飛散したエアロゾルで罹患」という極めて特殊な状況下でのことなので、一般人の我々が心配することではありません。
飛沫感染とは、ご存知のことと思いますが、患者の咳・くしゃみ・会話で飛び散る鼻腔・口腔内からの飛沫で感染する形態です。普通に会話するだけでも飛沫は飛んでいることにご注意ください。
また接触感染については、国立感染症研究所が以下のような定義を発表しています。(「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(暫定版)」から)
【濃厚接触の定義】
●新型コロナウイルス感染症が疑われる者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
●適切な感染防護無しに新型コロナウイルス感染症が疑われる患者を診察、看護もしくは介護していた者
●新型コロナウイルス感染症が疑われる者の気道分泌液もしくは体液などの汚染物質に直接触れた可能性が高い者
●その他: 手で触れること、または対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と接触があった者
われわれ一般人に重要なことは「その他」の部分です。これを私の言葉で言い直すと「市中感染していて無症状のまま生活している陽性患者と近い距離で会話していると、それだけで濃厚接触となって感染する可能性がある」ことを意味します。
※この記事は「Webマガジン別冊マイカ」に掲載された記事の再録です。同サイトでは新型コロナウイルスの最新情報も更新中です。
WITHコロナのBCP の他の記事
おすすめ記事
-
-
顧客の安全と安心をAIと人のアシスタンスサービスで追求
JTBグローバルアシスタンス(東京都千代田区)は、渡航先でのけがや荷物の紛失、言語の壁など、海外旅行に関わるトラブルを包括的にサポートしてきた。昨今では地政学リスクの高まりに応じ、自社の危機管理ソリューションを生かした出張者や駐在員の安全確保にも注力している。創業35年を機に、AIと人間、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッド型サービスの展開を目指す。混沌(こんとん)とした時代の中、海外旅行に伴うリスクを低下させ、旅行者の安全をどのように確保するのか。鈴木章敬代表取締役社長に話を聞いた。
2026/05/19
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/05/19
-
-
-
-
追跡調査中のハンタウイルス感染症原因ウイルスにはどんな特徴が?
世界保健機関(WHO)が5月4日に大西洋を航行中のクルーズ船で乗客3人が死亡し、ハンタウイルスの感染が疑われると発表した。その後、日本人1人を含む乗員と乗客はスペイン領テネリフェ島で下船。各国で追跡調査が行われている。ハンタウイルスは、いったいどんなウイルスなのか。ハンタウイルスに詳しい北海道大学大学院の苅和宏明特任教授に聞いた。
2026/05/14
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方