2013/05/25
誌面情報 vol37
巨大災害などの危機を組織が乗り越えられるかどうかは、リーダーの手腕にかかっているといっていい。しかし、その際リーダーに求められる具体的な役割や資質については、これまであまり議論されてこなかった。
一方、視点を変えて「戦争」についてみると、リーダー論は早くから欧米で研究されてきた。プロセイン王国の軍事専門家でもあったクラウゼヴィッツは、ナポレオン・ボナパルトによってもたらされた国民総動員の戦争に衝撃を受け『戦争論』を執筆した。この中で彼は、戦争という危機的な状況においては「危険」「困苦」「不確実」「偶然」という4つの共通要素が伴い、そのような状況の中で勝利するには、軍事的天才、すなわち優れたリーダーの存在が不可欠になるとした。
その上で、具体的に軍事的天才に求められる資質として、勇気、責務、忍耐力、知性、精神力、果断さ(決断力)を挙げているが、果たして今日の危機を生き抜く上で求められる、優れたリーダーに必要な資質は何か?
ローソンの東日本大震災における対応
リーダーは現場ニーズを聞け
課題、チーム、個人で能力を発揮しろ
ボスではなくリーダーであれ
リーダーが心得ておくべき2つの問題
ハリケーン・サンディの教訓
平時と緊急時のリーダーの役割
BCMSユーザーグループが緊急提言
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/08/26
-
-
ゲリラ雷雨の捕捉率9割 民間気象会社の実力
突発的・局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ雷雨」は今シーズン、全国で約7万8000 回発生、8月中旬がピーク。民間気象会社のウェザーニューズが7月に発表した中期予想です。同社予報センターは今年も、専任チームを編成してゲリラ雷雨をリアルタイムに観測中。予測精度はいまどこまで来ているのかを聞きました。
2025/08/24
-
スギヨ、顧客の信頼を重視し代替生産せず
2024年1月に発生した能登半島地震により、大きな被害を受けた水産練製品メーカーの株式会社スギヨ(本社:石川県七尾市)。その再建を支えたのは、同社の商品を心から愛する消費者の存在だった。全国に複数の工場があり、多くの商品について代替生産に踏み切る一方、主力商品の1つ「ビタミンちくわ」に関しては「能登で生産している」という顧客の期待を重視し、あえて現地工場の再開を待つという異例の判断を下した。結果として、消費者からの強い支持を受け、ビタミンちくわは過去最高近い売り上げを記録している。一方、BCPでは大規模な地震などが想定されていないなどの課題も明らかになった。同社では今、BCPの立て直しを進めている。
2025/08/24
-
-
-
-
ゲリラ豪雨を30分前に捕捉 万博会場で実証実験
「ゲリラ豪雨」は不確実性の高い気象現象の代表格。これを正確に捕捉しようという試みが現在、大阪・関西万博の会場で行われています。情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所、大阪大学、防災科学技術研究所、Preferred Networks、エムティーアイの6者連携による実証実験。予測システムの仕組みと開発の経緯、実証実験の概要を聞きました。
2025/08/20
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方