「ヒートパック」に水をかけると化学反応を起こして熱を発生させる

バロクックジャパン株式会社(本社:埼玉県三郷市)は、電気もガスも火もいらない、水だけで加熱ができる調理器具「バロクックシリーズ」の販売に注力する。水をかけると化学反応を起こして熱を発生させる「ヒートパック」を使う。かける水は水道水以外でも雨水や海水、川の水などでもよいので、災害時にライフラインが止まった時でも、温かい食事をとることができる。

コンテナのほか、上蓋、シリコンリングなど各パーツが、熱を食材へ伝え調理する

まずステンレスコンテナに食品を入れる。アウターコンテナにヒートパックと水を入れて、数秒後に発熱が始まり蒸気が発生したら、ステンレスコンテナを重ねて蓋をして待つだけ。コンテナのほか、上蓋、シリコンリングなど各パーツが、熱を食材へ伝え調理する。各パーツは食品検査をクリアしている。調理時間の目安は、ご飯の温め直しが20分、ゆで卵が好みにより10~30分、冷凍・冷蔵食品が25~30分、インスタント麺が15分、スープ・コーヒー・お茶が10分ほどだ。

耐熱温度は120℃、耐冷温度は-20℃で、食洗器の使用が可能。形は角型、丸型、タンブラー型など、サイズは320ml、850mlなど、分量や食べ物に合わせて選べる。

(了)

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リスク対策.com:横田 和子