2017/09/07
ニュープロダクツ

シヤチハタ(本社:名古屋市)は8月24日、スタンプラリーを通じて防災について楽しく学べる「防災・減災スタンプラリー導入セットA」について発表。9月1日から受注を開始した。災害時の避難行動を“疑似体験”できるプログラムで回答スタンプとして使用するもの。災害への備えと被害を低減させるための行動を自分で考え、実践する力を育てる。防災の知識や、「自助」「共助」「公助」についても学ぶことができる。
小学校の体育館や地域の避難経路にチェックポイントを6カ所設け、設問パネルと回答スタンプを用意。設問に対し被災状況を想像し考え、考えに合った回答のスタンプを集めて回る。スタンプは「自立タイプ(自助)」「協力タイプ(共助)」「支援タイプ(公助)」の3種で色分けされている。防災・減災の知識を学べるだけでなく、集まったスタンプの色によって自分の“防災タイプ”がわかる仕組みになっている。

スタンプラリーが終了したら、参加者同士でディスカッションする。お互いに自分が選んだスタンプを共有しながら、スタンプを選んだ理由を発表し、自分では気が付けなかった新しい視点や課題を発見するきっかけになる。自分で考える力と助け合う力、災害時に必要とされるスキルを育む。
同社と、東北大学災害科学国際研究所、東北大学学際科学フロンティア研究所が共同開発した。価格は、Xスタンパー丸型印40号30種で9万9000円(税抜き)。
■ニュースリリースはこちら
https://www.shachihata.co.jp/pressrelease/2017/bosai_stampralley.php
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/16
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方