2021/01/04
2021年1月号 東日本大震災から10年
企業と従業員を守るための知識とケーススタディー
【月刊BCPリーダーズ】1月号
巨大な津波が多数の人命と生活を奪っただけでなく、原発事故による放射能汚染が故郷をも奪った東日本大震災からもうすぐ10年。日本はいま再び、新型コロナウイルスという危機にあえいでいます。この10年で、社会は果たして強くなったのか。いつか必ず起きる大規模災害をめぐり、政治・行政システムや産業構造、技術環境、市民の生活や仕事はどう進歩したのでしょうか。

「月刊BCPリーダーズ」1月号は、政府の復興構想会議のメンバーとして被災地の再生や支援のあり方、強靭な国土づくりに多くの提言を行った東京大学名誉教授の御厨貴氏に、今後の日本の針路についてインタビュー。事例紹介では、二度と悲劇を繰り返さないという思いを胸に災害に強い人材の育成や被災者を支える技術の開発に取り組む企業を取り上げます。

また恒例のアンケート分析は、リスク対策.comが「首都圏を中心としたレジリエンス総合プロジェクト」と行った第4回「新型コロナウイルス感染症に係るBCPに関する緊急調査」から、企業の感染症対策やBCP対応の取り組みの変化を解説。またコロナ再拡大下での災害対策本部のあり方を、京都大学防災研究所教授の牧紀男氏に緊急寄稿してもらいました。
発行日:2021年1月5日
定価:2000円+税
デジタルコンテンツ(PDF A4横40ページ)
2021年1月号 東日本大震災から10年の他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/02
-
-
-
ゲリラ雷雨の捕捉率9割 民間気象会社の実力
突発的・局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ雷雨」は今シーズン、全国で約7万8000 回発生、8月中旬がピーク。民間気象会社のウェザーニューズが7月に発表した中期予想です。同社予報センターは今年も、専任チームを編成してゲリラ雷雨をリアルタイムに観測中。予測精度はいまどこまで来ているのかを聞きました。
2025/08/24
-
スギヨ、顧客の信頼を重視し代替生産せず
2024年1月に発生した能登半島地震により、大きな被害を受けた水産練製品メーカーの株式会社スギヨ(本社:石川県七尾市)。その再建を支えたのは、同社の商品を心から愛する消費者の存在だった。全国に複数の工場があり、多くの商品について代替生産に踏み切る一方、主力商品の1つ「ビタミンちくわ」に関しては「能登で生産している」という顧客の期待を重視し、あえて現地工場の再開を待つという異例の判断を下した。結果として、消費者からの強い支持を受け、ビタミンちくわは過去最高近い売り上げを記録している。一方、BCPでは大規模な地震などが想定されていないなどの課題も明らかになった。同社では今、BCPの立て直しを進めている。
2025/08/24
-
-
-
-
ゲリラ豪雨を30分前に捕捉 万博会場で実証実験
「ゲリラ豪雨」は不確実性の高い気象現象の代表格。これを正確に捕捉しようという試みが現在、大阪・関西万博の会場で行われています。情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所、大阪大学、防災科学技術研究所、Preferred Networks、エムティーアイの6者連携による実証実験。予測システムの仕組みと開発の経緯、実証実験の概要を聞きました。
2025/08/20
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方