2018/01/15
ニュープロダクツ

ネットセキュリティを手掛けるイー・ガーディアンの子会社、EGセキュアソリューションズは9日、システムインテグレーター大手のディーアイエスソリューションと協業して、「無線LAN脆弱性診断サービス」を開始すると発表した。
オフィスや工場設備内などに設置された無線LANに対し、専門エンジニアが現地に赴き調査を実施。フロア内のアクセスポイント設置場所やネットワーク機器・ケーブルの設置状況など物理的調査を行うほか、端末ネットワークの論理構成や情報保護環境を調査する。調査した情報を解析し、安全性をレポートとして提出する。これにより管理者以外によって設置された無許可の無線アクセスポイントによる不正アクセスや、なりすましによる社内パソコンへの接続などを回避できる。
診断費用の目安は、フロア延床面積200 m2・アクセスポイント5台までで54万円から。面積1000m2・アクセスポイント10 台までの場合90万円から。
無線LANの通信暗号化方式で最も安全とされる「WPA2」プロトコルに対する脆弱性として最近話題になっている「KRACKs」に対しても、LAN側の設定を確認することで対策済みバージョンであることの確認も可能だという。
■ニュースリリースはこちら
https://www.e-guardian.co.jp/info/2018/0109
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
(了)
リスク対策.com :峰田 慎二
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年3月28日配信アーカイブ】
【3月28日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:内閣府事業継続ガイドラインの改定/ヘルメット努力義務化
2023/03/28
-
-
-
-
組織の垣根を越えるリスクマネジメント活動
住宅建材・設備機器メーカー大手の株式会社LIXILHOUSING TECHNOLOGYは「体系化」「情報」「活動」の3軸をベースにリスクマネジメントを展開。重点活動の一つが、自然災害リスクに対する対応力向上活動です。災害による被害の最小化は住宅建材設備を供給する者の責任と位置付ける同社の取り組みを紹介します。
2023/03/19
-
コカ・コーラにおけるリスクマネジメントERMとリスク対応計画の枠組み
ザ コカ・コーラ カンパニーは、ビジネスにおいて何らかのリスクが発生し悪影響を及ぼす可能性があることを認識し、それらに対処するプロセスを展開しています。日本においても、日本コカ・コーラをはじめ全国のコカ・コーラボトラーズ各社と連携を図っています。包括的企業リスク管理(ERM)プログラムによって、ビジネスに破壊的な影響を及ぼすリスクの軽減戦略を実行すると同時に、ビジネスの機会を積極的に模索しスマートにリスクをとることを可能にしています。取り組みの内容を日本コカ・コーラ株式会社 広報・渉外&サステナビリティ推進部 リスクマネジメント&クライシスレゾリューション シニアマネジャーの清水 義之さんにご発表いただきました。2023年3月14日開催。
2023/03/16
-
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年3月14日配信アーカイブ】
【3月14日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:いよいよマスク着用ルール緩和
2023/03/14
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方