企業の事業活動にはさまざまなリスクが伴います。企業は自社の事業をつつがなく行うためにリスクへの対応を進めています。
ただ、リスクにはさまざまな工程で要因があり、それぞれにトレードオフの関係が潜んでいます。例えば、納期遅延リスクの要因としては、受注条件変更や資材調達の問題、品質不適合、人員不足、設備の不具合などがあります。一つのリスク要因に対応すると、別のリスク要因が顕在化してしまうということは少なくありません。
このようにリスク対応は単一部門だけの問題にとどまりません。単一部門のリスク対応=部分最適の結果、ほかの部門のリスクを引き起こす可能性もあるのです。リスクを組織横断的にマネジメントする仕組みが必要なのです。そこで求められるのが全社的なリスクマネジメント(ERM=Enterprise Risk Management)です。1つのリスク事象に紐づく多様な要因をマネジメントして、全体最適化を進めなくてはいけません。
本研修では、いざというときにきちんと機能するERMの進め方のポイントを専門コンサルタントとしてERMに携わった経験などをベースにわかりやすく解説いたします。
実効性の高いERMの進め方(全5回)の概要
講師 |
【講師】 株式会社 フォーサイツコンサルティング 【プロフィール】 リスクマネジメントを専門とする経営コンサルタント。大手流通業丸井 商品部バイヤー、商品本部長補佐部門から米国系金融機関を経て、96年開業。大前研一氏が主宰する「ビジネス・ブレークスルー」の立ち上げ時期に、リスク ![]() |
内容 |
第1回 身近な事例から考えるリスク ※資料PDFダウンロード可能 |
目標 |
危機管理担当者のスキルアップ、経営層への啓発動画などとして活用してください。 |
受講料 |
●通常オンライン受講(90日間視聴可能) 22,000円 (税込) |