2021/02/01
防災・危機管理ニュース

ビジネス向けクラウドサービスを提供するトヨクモ株式会社(東京都品川区、山本裕次社長)は2月1日付で、企業向け安否確認システム「安否確認サービス2」にSLA(Service Level Agreement=サービス品質保証制度)を制定した。同社製品でのSLA制定は初めて。
安否確認サービス2のSLAは、月間稼働率の規定値をサービス品質の水準として設定。月間稼働率が規定値を下回った場合は、稼働率に応じて返金する仕組みだ。稼働率99.5%未満~95.0%以上で月額利用料の10%、95.0%未満で25%を返金する。
安否確認システムは緊急時にアクセスが集中するため、SLAを制定することが非常に難しいとされている。同社はこれまで安否確認サービス2の稼働率を継続的に測定し、管理できる体制を整えてきたという。直近3年間の稼働率(参考値)は32カ月が100%、最低の月でも99.7%を超え、「安定した運営が実現できている」としている。
同社は客層が民間企業だけでなく、官公庁や自治体、超大手企業まで広がっているとした上で、「更に責任を持って製品を提供していく姿勢を表すため」、SLA制定に至ったとしている。
https://anpi.toyokumo.co.jp/sla.html
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/01
-
-
-
「ビジネスイネーブラー」へ進化するセキュリティ組織
昨年、累計出品数が40億を突破し、流通取引総額が1兆円を超えたフリマアプリ「メルカリ」。オンラインサービス上では日々膨大な数の取引が行われています。顧客の利便性や従業員の生産性を落とさず、安全と信頼を高めるセキュリティ戦略について、執行役員CISOの市原尚久氏に聞きました。
2025/06/29
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方