2018/02/26
防災・危機管理ニュース
東京都は7日、2020年東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策として、調布市の味の素スタジアム(大会期間中の名称は東京スタジアム)と武蔵野の森総合スポーツプラザの最寄駅である京王線飛田給駅前広場の微細ミスト設備整備への全額補助を発表した。整備を行う調布市に対し、2200万円の補助を行う。
オリンピック開催期間は2020年7月24日~8月9日までで、熱中症対策が急務となっている。都では今年度から同事業を開始し、2019年度までに6区市程度を選定する予定となっている。今年度は中央区と調布市がまず選ばれ、1地域あたり5000万円を上限に補助することとなった。2017年5~6月にかけて事業者を募集し、同年7月に対象事業者を決定したが調布市は上限に達しておらず、1月に追加募集を行っていた。
飛田給駅前広場に設置するのは微細ミスト機能を備えたパーゴラ(日陰棚)。日射を遮り、微細ミストを噴射することで暑さ対策を実施する。
■ニュースリリースはこちら
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/02/07/05.html
■関連記事「五輪へ銀座など8カ所熱中症対策補助」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/3268
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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