2018/03/15
ニュープロダクツ
日辰電機製作所(本社・工場:埼玉県入間市)は、携帯型雷探知機「雷探(らいたん)くん NTD-P01」を販売している。雷鳴より早く、雷が来る1時間前から探知できるため、迅速な避難行動ができると、学校や建設現場で採用が広がっているという。
雷によってAMラジオに雑音が入るのと同じ仕組みで、雷が起こす放電を感知。接近する距離に応じてLED表示とアラーム音で知らせる。警告音は雷が来る約1時間前にあたる約40km圏内「注意」アラームが始まり、約30分前の約20km圏内で「警戒」、約15分前の約10km圏内で「警戒」のアラームと、警告距離が近づくに連れて3段階で危険レベルをLED表示とアラーム音で知らせる。
雷鳴が届く10~15km圏内よりも早く雷を察知し、迅速な避難行動がとれるため、学校行事や屋外イベント、電気工事・建設工事の現場のほか、農林業、夏場の登山・釣り・キャンプなど屋外レジャーでも活用できる。また雷が遠のくにつれてアラームの危険段階が下がるため、行事や作業の再開を見極めるのにも役立つという。
同社は1939年に創業し、NTTなど企業向けに雷感知器や雷防護品などを供給してきた会社。6年程前からエンドユーザー向けに同機を開発し、現在供給の半数をアマゾンから受注しているという。
価格目安は1台1万円ほど。
■同製品の詳しい紹介はこちら
http://nisshin-electric.com/products/list/thunder_detector/portable/td_portable.html
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:峰田 慎二
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