表示するコンテンツ管理やスケジュールの作成、サイネージ機器の管理を行う「Web管理画面」と、機器がネットワーク経由で受信したコンテンツを表示する「プレーヤー」で構成されている

大日本印刷は9日、デジタルサイネージ(電子看板)に表示するコンテンツの配信、機器の状態監視などの機能をもつ「DNPサイネージ配信管理システム SmartSignage」の新バージョンサービスの提供を開始すると発表した。普及が進むデジタルサイネージの各種機器や通信環境などに合わせて、コンテンツの即時配信や一元管理に遠隔でも対応し、ユーザーインターフェイス面や運用面において使いやすさを追求した。

表示するコンテンツ管理やスケジュールの作成、サイネージ機器の管理を行う「Web管理画面」と、機器がネットワーク経由で受信したコンテンツを表示する「プレーヤー」で構成されている。プレーヤーはブラウザベースのため、動画や静止画のほか、最新の4KコンテンツやHTML5などのデータに対応している。これまでの配信システムでは一定時間毎にデータの送受信によるコンテンツ配信が行われていたが、双方向通信の仕組み(WebSocket)を用いているため、管理者が行ったコンテンツの変更を、即時に画面表示に反映。この機能により、リアルタイム配信も可能になり、遠隔での運用・管理もできる。

Web管理画面はソフトウェアのインストールが不要なブラウザベースのシステムのため、アカウントを保有している担当者は、どのPCからも管理画面にアクセスできる。またドラッグ&ドロップによるユーザーインターフェイスで、誰でも使いやすい設計になっている。

複数の管理者がいる場合、アカウント毎に操作できる権限を細かく設定できるため、管理者が自分の管轄以外のコンテンツを誤って配信してしまうなどの誤操作を防ぐことができる。

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(了)

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リスク対策.com:横田 和子