2021/09/09
ニュープロダクツ

危機管理情報サービスを提供するレスキューナウは、2011年に提供開始したSaaS型情報提供サービス「レスキューWeb」のオプションとなる、災害・危機対応に必要な危機管理情報を電子地図上で可視化するサービス「レスキューWeb MAP」をリニューアルして提供する。注意報・警報、避難情報、火山情報など、レスキューナウが取り扱う様々な危機管理情報の基本配色を、内閣府、気象庁によるルール配色とし、独自取材によって提供する情報の基本配色も同様に変更する。
「レスキューWeb MAP」は、常時有人体制で稼働するレスキューナウ危機管理情報センター(RIC24)が24時間365日体制で収集している情報を、電子地図上に可視化して提供するもの。災害・危機が発生した際、法人の担当者が自社に影響するか否かの情報を迅速に取得し、以後の的確な対応につなげられる。これにより、災害・危機対応やBCP、SCMの最適化などの業務が可能となる。
今回の変更はチェックボックスで選択できるため、内閣府、気象庁によるルール配色に変更せず、従来どおりの色表現で利用することも可能。
また、「レスキューWeb MAP」のベースマップに、落ち着いたトーンで表示精度が高いインクリメントP社のマップを追加し、デフォルトのベースマップを従来のオープンストリートマップから変更する。これにより、各種危機管理情報をMAP上に重ねて表示する際の視認性が向上する。
なお、今回のサービスリニューアルにともなう料金変更は行わない。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
多用なビジネスメールによるセキュリティ侵害
ビジネスメールに乗じた詐欺行為が増加している。「CEO詐欺」として知られるビジネスメール上でのセキュリティ侵害である。ビジネスメールなどを利用したセキュリティ侵害は、総称してBEC(Business Email Compromise)攻撃と呼ばれている。IBMの2022年情報漏洩費用レポートによれば、BECはフィッシング攻撃と並んで1件当たりの漏洩費用が最も高額なものになっている。こうした攻撃が増加しているのは、SMS、メッセージングアプリ、ソーシャルメディア、スラックなどのコラボレーション・プラットフォームといった通信手段の多様化が進んでいて、ハッカーがこれらをディープフェイクなどと組み合わせて、より巧妙に攻撃を仕掛けるようになってきているからである。
2023/06/07
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年6月6日配信アーカイブ】
【6月6日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:2024年問題
2023/06/06
-
-
-
企業は炎上社会とどう向き合うか?
インターネットで批判や非難が殺到する「炎上」はもはや、発生頻度が高く、予想以上に影響の大きなリスクです。不祥事やクレームのみならず、通常のマーケティング活動や経営層の発言・行為への批判、働き方の内部告発、迷惑行為の動画投稿――。炎上が日常化した社会と企業はどう向き合えばよいのか。4人の専門家とともに考えます。
2023/06/04
-
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年5月30日配信アーカイブ】
【5月30日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:高年齢労働者のリスク
2023/05/30
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方