2022/04/14
ニュープロダクツ

ラックは、疑似サイバー攻撃でシステムの安全性を検証する自動ペネトレーションテスト(侵入テスト)サービス「ペネトレーションテスト エクスプレス」を提供する。攻撃者目線での疑似攻撃による侵入と、侵入後の重要情報の窃取を試し、システムの実際のサイバー攻撃への耐性をチェックするもの。
同サービスでは、自動化ペネトレーションテスト・プラットフォーム「Pentera(ペンテラ)」を採用し、従来はセキュリティエンジニアに頼っていた作業を自動化。一定の基準で検証を行うことで、調査対象のPCやサーバなどの端末の台数が多くても網羅的にカバーし、調査期間の短縮とコスト削減を可能にする。
また、同サービスでは、世界中で実際に発生しているサイバー攻撃で使用された膨大な攻撃手法や戦術に関する情報を集約した国際的なフレームワーク「MITRE ATT&CK(マイター・アタック)」を採用。定義された攻撃手法の一つ一つを自動化すると、それらの攻撃手法の中から適するものを調査対象のシステムの状況に応じて取捨選択し、自律的に組み合わせて実行する。
さらに、同サービスでは、同社が蓄積してきたセキュリティサービスの知見に基づき、ペネトレーションテストの結果の分析や現在のセキュリティ対策の評価、改善策の検討支援を行う。
同サービスの料金は、100IPアドレスで300万円〜。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
- keyword
- サイバーセキュリティ
- ペネトレーションテスト
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
-
組織の垣根を越えるリスクマネジメント活動
住宅建材・設備機器メーカー大手の株式会社LIXILHOUSING TECHNOLOGYは「体系化」「情報」「活動」の3軸をベースにリスクマネジメントを展開。重点活動の一つが、自然災害リスクに対する対応力向上活動です。災害による被害の最小化は住宅建材設備を供給する者の責任と位置付ける同社の取り組みを紹介します。
2023/03/19
-
コカ・コーラにおけるリスクマネジメントERMとリスク対応計画の枠組み
ザ コカ・コーラ カンパニーは、ビジネスにおいて何らかのリスクが発生し悪影響を及ぼす可能性があることを認識し、それらに対処するプロセスを展開しています。日本においても、日本コカ・コーラをはじめ全国のコカ・コーラボトラーズ各社と連携を図っています。包括的企業リスク管理(ERM)プログラムによって、ビジネスに破壊的な影響を及ぼすリスクの軽減戦略を実行すると同時に、ビジネスの機会を積極的に模索しスマートにリスクをとることを可能にしています。取り組みの内容を日本コカ・コーラ株式会社 広報・渉外&サステナビリティ推進部 リスクマネジメント&クライシスレゾリューション シニアマネジャーの清水 義之さんにご発表いただきました。2023年3月14日開催。
2023/03/16
-
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年3月14日配信アーカイブ】
【3月14日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:いよいよマスク着用ルール緩和
2023/03/14
-
ダイバーシティ&インクルージョンは足元から
日本企業が「ダイバーシティ&インクルージョン」に注目する背景には、少子高齢化のなかで労働力の確保が難しくなっている状況があります。一方、地域社会も同様の課題に直面。コミュニティーを支える人材の不足から、福祉や防災の機能不全が顕在化しています。両者が抱える課題の同時解決に必要なイノベーションを考えます。
2023/03/13
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方