2023/04/20
産総研「さんぽのひろば」週刊化学災害ニュース
2023/03/27発生の、タイ・水産加工工場で冷媒配管が破損してアンモニアが漏洩
製造ラインの冷蔵庫の天井の一部が崩落したことで配管が破損し、冷媒のアンモニアが漏洩した可能性。従業員8名と近隣住民1名が嘔吐やめまいなどの体調不良で病院に搬送されたが、いずれも軽症
2023/03/31発生の、新潟・産業廃棄物処理会社でガスバーナで洗濯機を解体中に着衣着火
ガスバーナを使用して廃棄物の業務用の大型洗濯機の解体作業をしていた際の事故。洗濯機内に残留していた何かの可燃物にガスバーナの火花などで着火し,その火で着衣に着火した可能性。作業中の社員1名が全身やけどで病院に搬送された
2023/04/07発生の、新潟・米菓工場で火災
煎餅などの米菓を製造している工場での火災。ベルトコンベアで運搬中の煎餅と同工場の天井の一部が焼けた
2023/04/11発生の、米国・リサイクル工場で火災
工場敷地内でセミトレーラ(荷台付被牽引車)から出火し、プラスチック製品に延焼した可能性。発生した煙に有害物質が含まれる恐れがあり、当局が工場から半径約800m以内の住民約2,000名に避難命令を出した
2023/04/11発生の、新潟・原子力発電所のランドリ建屋で洗濯機の火災
放射線管理区域内にある、放射線管理区域に入る際に着用する衣服を洗濯する施設での火災。2台ある洗濯機のうちの1台のモータ付近から出火した可能性
2023/04/13発生の、福島・港の埠頭で防舷材の取替作業中に火災
コンビナート防災区域内の港で、船舶を保護するために岸壁に取付けられたゴム製の防舷材の取替作業中に、工具などから出た火花で防舷材に着火した可能性
出典:産業技術総合研究所 安全科学研究部門「さんぽのひろば」
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2024/04/16
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調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
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工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
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動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
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民間企業の強みを発揮し3日でアプリ開発
1月7日、SAPジャパンに能登半島地震の災害支援の依頼が届いた。石川県庁が避難所の状況を把握するため、最前線で活動していた自衛隊やDMAT(災害派遣医療チーム)の持つ避難所データを統合する依頼だった。状況が切迫するなか、同社は3日でアプリケーションを開発した。
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組織ごとにバラバラなフォーマットを統一
1月3日、サイボウズの災害支援チームリーダーである柴田哲史氏のもとに、内閣府特命担当の自見英子大臣から連絡が入った。能登半島地震で被害を受けた石川県庁へのIT支援要請だった。同社は自衛隊が集めた孤立集落や避難所の情報を集約・整理し、効率的な物資輸送をサポートするシステムを提供。避難者を支援する介護支援者の管理にも力を貸した。
2024/04/10
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2024/04/09
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