2018/07/27
防災・危機管理ニュース

事業継続マネジメント(BCM)の専門家や実務者による非営利団体BCI(注1)は23日、アジア地域における年次表彰「BCI Asia Awards 2018」の受賞者を発表。ミネルヴァベリタス(株)の松井裕一朗氏が「Continuity and Resilience Professional Private Sector 2018」を、同社の笠井寛太氏が「Continuity and Resilience Newcomer 2018」を、また(株)サイエンスクラフトの田代邦幸氏が「Continuity and Resilience Industry Personality 2018」をそれぞれ受賞した。
BCI Asia Awards においては、これまでにも日本人が表彰されたことがあるが、日本人3人の同時受賞は初(注2)。
なお今回のアジア地域での受賞者は自動的に「BCI Global Awards 2018」にノミネートされ、その受賞者は11月6日に発表される。
■公式発表はこちら
https://www.thebci.org/comm/awards/bci-asia-awards/the-2018-asia-award-winners.html
注1)BCIとはThe Business Continuity Instituteの略で、BCMの普及啓発を推進している国際的な非営利団体。1994年に設立され、英国を本拠地として、世界100カ国以上に8000名以上の会員を擁する。http://www.thebci.org/
注2)過去のBCI Asia Awardsにおいて、松井氏は2015年と2017年に「Continuity and Resilience Professional Private Sector」を、また田代氏は 2013 年に「BCM Consultant of the Year」を受賞している。
(了)
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