2024/02/19
産総研「さんぽのひろば」週刊化学災害ニュース
2024/2/1発生の、ケニア・ガス充塡工場でタンクローリが爆発
調理用ガス充塡工場でのガスを積載したタンクローリの爆発事故。3名が死亡し、約300名が負傷。事故発生が深夜であったことで、住宅内にいた多数の住民が火災に巻込まれて被害が拡大した可能性
2024/2/2発生の、熊本・水産加工場で火災
加工場では薪ストーブの煙を利用して魚の燻製を作っていた
2024/2/4発生の、東京・LPガスの交換作業中にガス爆発、火災
LPガスボンベの交換作業を行っていた際に、何かの原因でガスボンベのガスに着火するなどした可能性。交換作業を行っていた業者の従業員1名がやけどで軽傷。付近を走る列車が一時運転見合わせとなり、約58,000人の乗客に影響が出た
2024/2/6発生の、インド・爆竹工場で爆発、火災
11名が死亡し、約150名が負傷。工場の従業員数は200-300名だが、事故当時工場内にいた人数は不明
2024/2/7発生の、新潟・養豚場の豚舎で火災
何かの原因で同分娩舎付近から出火した可能性。分娩舎内にいた母豚と子豚、計約2,900頭が焼死
2024/2/8発生の、北海道・健康診断のレントゲン車内で一酸化炭素中毒
出張診療の健康診断のレントゲン車内に何かの原因で一酸化炭素が滞留した可能性。レントゲン車はエンジンが切られており、発電機を使用して設備を稼働させていた
出典:産業技術総合研究所 安全科学研究部門「さんぽのひろば」
産総研「さんぽのひろば」週刊化学災害ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/05/05
-
企業理念やビジョンと一致させ、意欲を高める人を成長させる教育「70:20:10の法則」
新入社員研修をはじめ、企業内で実施されている教育や研修は全社員向けや担当者向けなど多岐にわたる。企業内の人材育成の支援や階層別研修などを行う三菱UFJリサーチ&コンサルティングの有馬祥子氏が指摘するのは企業理念やビジョンと一致させる重要性だ。マネジメント能力の獲得や具体的なスキル習得、新たな社会ニーズ変化への適応がメインの社内教育で、その必要性はなかなかイメージできない。なぜ、教育や研修において企業理念やビジョンが重要なのか、有馬氏に聞いた。
2025/05/02
-
-
備蓄燃料のシェアリングサービスを本格化
飲料水や食料は備蓄が進み、災害時に比較的早く支援の手が入るようになりました。しかし電気はどうでしょうか。特に中堅・中小企業はコストや場所の制約から、非常用電源・燃料の備蓄が難しい状況にあります。防災・BCPトータル支援のレジリエンスラボは2025年度、非常用発電機の燃料を企業間で補い合う備蓄シェアリングサービスを本格化します。
2025/04/27
-
自社の危機管理の進捗管理表を公開
食品スーパーの西友では、危機管理の進捗を独自に制作したテンプレートで管理している。人事総務本部 リスク・コンプライアンス部リスクマネジメントダイレクターの村上邦彦氏らが中心となってつくったもので、現状の危機管理上の課題に対して、いつまでに誰が何をするのか、どこまで進んだのかが一目で確認できる。
2025/04/24
-
-
常識をくつがえす山火事世界各地で増える森林火災
2025年、日本各地で発生した大規模な山火事は、これまでの常識をくつがえした。山火事に詳しい日本大学の串田圭司教授は「かつてないほどの面積が燃え、被害が拡大した」と語る。なぜ、山火事は広がったのだろうか。
2025/04/23
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方