2014/03/25
防災・危機管理ニュース
3月14日の伊予灘地震の影響で、一時生産を停止していた山口県周南市の出光興産徳山工場、大手総合化学メーカーのトクヤマの徳山製造所は、ともに事業を再開したと発表した。
出光興産徳山工場は、供給再開に向け23日にエチレン装置への原料投入を開始した。そのほかの装置についても順次再稼働予定。製品出荷の状況では燃料油、化学品ともに14日午前から出荷を再開している。徳山製油所は当初から3月31日で原油処理機能停止を予定していたため、関連装置の再稼働はしないことを決定したという。
トクヤマは被災によりエチレン・プロピレンの供給が一時停止していたが、供給再開を受けて関連するプラントの再稼働を順次開始した。設備の不具合で一部停止していた多結晶シリコンプラントも生産を再開したほか、徳山製造所内のグループ会社についても生産を再開しているという。業績に与える影響は軽微としている。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/14
-
走行データの活用で社用車をより安全に効率よく
スマートドライブは、自動車のセンサーやカメラのデータを収集・分析するオープンなプラットフォームを提供。移動の効率と安全の向上に資するサービスとして導入実績を伸ばしています。目指すのは移動の「負」がなくなる社会。代表取締役の北川烈氏に、事業概要と今後の展開を聞きました。
2025/10/14
-
-
-
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/10/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方