2024/07/24
防災・危機管理ニュース
埼玉県は24日、突風が原因とみられる看板の落下や倒木などで3人が負傷したと発表した。気象庁は同日午前11時半ごろ、同県南部や北部などに竜巻注意情報を発表しており、県警が詳しい状況を調べている。
県警などによると、同日午後0時50分ごろ、川口市の路上で、「大きな看板が落ちてきた」と目撃者から110番があった。ビルに設置されていた飲食店の看板(縦約1.6メートル、横約16.8メートル)が落下し、近くを歩いていた60代とみられる男性が頭部などに重傷を負った。男性は病院に搬送されたが、搬送時は意識があったという。
また同日午前11時55分ごろ、毛呂山町岩井のグラウンドで「野球部の練習中に雷と強風で木が倒れてきて、頭部に当たった」と目撃者から110番があった。県警によると、男子高校生(16)が頭部を負傷し軽傷という。
このほか鶴ケ島市でも走行中の車に倒れた木が当たり、乗っていた20代の男性が軽傷を負ったという。
〔写真説明〕男性が負傷した、突風によりビルから落下したとみられる看板=24日午後、埼玉県川口市
〔写真説明〕突風の影響で折れたゴルフ練習場の柱=24日午後、埼玉県志木市
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/10/05
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/01
-
-
-
ERMにおける実行性の強化
企業は、リスクに対する組織の適切な行動を管理するためにオペレーショナルリスクとコンダクトリスクといったリスクカテゴリーを設定し管理を実施していることが多い。オペレーショナルリスク管理は、過去の操業上の失敗事例を分析して同種の事例の再発を予防するための管理である。換言すれば、過去・現在の状況を踏まえ、それを将来に延長して対応するフォワードルッキングなアプローチの一種といえる。他方、コンダクトリスク管理は、将来の環境が必ずしも過去と同様ではないことも踏まえ、組織行動の特徴を理解した上で、組織行動を律する根底の部分(組織文化と表現することもある)を意識して、不測の事態を招かないための制御を行う活動といえる。
2024/09/25
-
-
海外工場の労働環境を把握 課題を明らかに
「ミキハウス」のブランドでベビー服や子供服、靴、玩具などの販売を世界中に展開する三起商行が、委託先のミャンマー工場の人権侵害を指摘されたのは2016年11月だった。同社は第三者機関を設立して調査。結果をもとに工場に改善を依頼し、実行された。その後、各種方針や規範を策定し、2019年には人権デュー・デリジェンスの取り組みを開始。責任あるサプライチェーンの構築に力を注いでいる。
2024/09/25
-
Q&Aで解説 実務課題の超ヒント
「危機時の広報はどう連携する?」「DXで危機管理担当者の不足は解消する?」など、企業の危機管理担当者はさまざまな疑問を抱えながら業務にあたっています。本紙はこの半年間で聞いた読者の声を「Q(Question)」として集約、危機管理に詳しいコンサルタントに提示して「A(Answer)」をもらいました。実務課題の超ヒント、リスク管理・危機管理編の後編です。
2024/09/24
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方