2024/09/13
防災・危機管理ニュース
台風13号は13日午前、沖縄・奄美地方から南東に離れた海上を北上した。14日に奄美大島に接近、通過する可能性が高く、気象庁は沖縄本島なども含め、暴風や高波に厳重な警戒を呼び掛けた。大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水にも警戒が必要。
13号は16日には中国大陸に上陸し、17日朝までに熱帯低気圧に変わる見込み。
沖縄と奄美では14日の最大瞬間風速が50メートル、波の高さが9メートルと予想される。
14日午前6時までの24時間予想雨量は、多い所で沖縄80ミリ、奄美60ミリ。その後、15日午前6時までの同雨量は、沖縄と奄美で150ミリ。
13号は13日午前9時、沖縄・奄美地方の南東海上を時速20キロで北北西へ進んだ。中心気圧は992ヘクトパスカル、最大風速23メートル。東側600キロ以内と西側280キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
(ニュース提供元:時事通信社)
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