2024/10/29
防災・危機管理ニュース
総務省消防庁は29日、熱中症のため5~9月に救急搬送された人数が全国で9万7578人に上ったと発表した。昨年の同時期から6111人増え、統計を取り始めた2008年以降で最多。今年は厳しい暑さが長期間にわたって続き、月別では6月と7月が過去2番目の多さ、9月は初めて1万人を超え、過去最多となった。
年代別では、65歳以上の高齢者が5万5966人と全体の57.4%を占めた。発生場所別では、自宅など「住居」が3万7116人と最も多く、「道路」が1万8576人で続いた。搬送直後に死亡が確認されたのは120人だった。
〔写真説明〕救護活動中の救急車と救急隊員(資料写真)
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- 熱中症
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
月刊BCPリーダーズ2025年上半期事例集【永久保存版】
リスク対策.comは「月刊BCPリーダーズダイジェスト2025年上半期事例集」を発行しました。防災・BCP、リスクマネジメントに取り組む12社の事例を紹介しています。危機管理の実践イメージをつかむため、また昨今のリスク対策の動向をつかむための情報源としてお役立てください。
2025/10/24
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/21
-
「防災といえば応用地質」。リスクを可視化し災害に強い社会に貢献
地盤調査最大手の応用地質は、創業以来のミッションに位置付けてきた自然災害の軽減に向けてビジネス領域を拡大。保有するデータと専門知見にデジタル技術を組み合わせ、災害リスクを可視化して防災・BCPのあらゆる領域・フェーズをサポートします。天野洋文社長に今後の事業戦略を聞きました。
2025/10/20
-
-
-
走行データの活用で社用車をより安全に効率よく
スマートドライブは、自動車のセンサーやカメラのデータを収集・分析するオープンなプラットフォームを提供。移動の効率と安全の向上に資するサービスとして導入実績を伸ばしています。目指すのは移動の「負」がなくなる社会。代表取締役の北川烈氏に、事業概要と今後の展開を聞きました。
2025/10/14
-
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方