2024/11/04
ニュープロダクツ
気候変動リスク分析プラットフォームや洪水予測技術を開発するGaia Visionは、リアルタイム洪水予報ソリューション「Water Vision」のβ版を提供する。「気象業務法」と「水防法」の改正によって民間事業者による洪水予報への許認可制度が設けられたことを受け、自治体による適切な避難誘導などのための予報サービスのニーズに対応するもの。現在、水害に備えるための事前の訓練や活用可能性の検証を行うトライアルユーザーを募集している。
同ソリューションは、洪水範囲/浸水深の高解像度予測やアラート機能などを備えたWebアプリケーションで、東京大学で開発されたグローバル河川氾濫モデル「CaMa-Flood」を活用して開発。また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と東京大学が開発する「Today’s Earth」のシミュレーションと連携して開発された。
機能面では、(1)河川水位だけでなく洪水範囲/浸水深まで予測可能、(2)1.5日先まで高解像度の予報が可能(約90メートル・メッシュ)、(3)任意のエリア・閾値でアラート設定可能(メール通知機能)、(4)個別のモデル構築でなく、日本全国どこでも利用可能、(5)過去の洪水の予測結果を確認可能、といった特徴を備える。
なお、同ソリューションは今年9月30日時点で洪水予報業務許可の申請中であるため、実際に水害が切迫した際の本番運用ではなく、過去や仮想的な予測シミュレーション結果を活用した「平時の備え」や「活用可能性の検証」を目的として利用できる。
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/03/24
-
-
-
-
-
火事・水害の被災設備に復旧という選択肢
災害復旧専門サービスのベルフォアジャパンは昨年、独自営業による顧客開拓に乗り出しました。これまでは共同出資者の東京海上日動火災保険を窓口としてきましたが、体制変更を機に直接の市場アプローチを開始。BCPの実効性を確保する手段として自社のサービスを訴求する考えです。代表取締役社長の加藤道久氏に今後の市場戦略を聞きました。
2026/03/18
-
-
-
余計な情報をつながない安否確認システム
安否確認システム「オクレンジャー」は2006 年に提供を開始したサービス。災害時の初動に欠かせないアプリとして広く認知され、累計ユーザー数260 万を突破した。開発元のパスカルは地域のSIerとして、防災分野以外でもビジネスの高度化に貢献する。社長の井上隆氏に、創業以来の事業コンセプトと今後の展望を聞いた。
2026/03/11
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方