2024/12/20
防災・危機管理ニュース
政府は20日、2026年度中を目指す「防災庁」創設を見据え、全閣僚が参加する「防災立国推進閣僚会議」の初会合を首相官邸で開いた。47各都道府県を担当する職員として「地域防災力強化担当」を配置し、平時の対策や災害時の情報収集に取り組む方針を確認。議長の石破茂首相は「政府一体で本気の事前防災を進める」と強調した。
内閣府防災部門の定員は現在110人で、災害対応力強化に向けて25年度には定員を倍増させる計画だ。各都道府県を担当する職員を新たに防災部門内に置き、平時は備蓄促進や訓練といった地域の取り組みを支援。災害発生時には現地で被災状況の把握や避難所環境の確保に努める。都道府県側にも連携する担当職員の配置を要請する。
〔写真説明〕防災立国推進閣僚会議で発言する石破茂首相(左から2人目)=20日午前、首相官邸
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- 防災庁
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
-
阪神・淡路大震災30年 いま問われるもの
日本社会に大きな衝撃を与えた阪神・淡路大震災から30年。あらゆる分野が反省を強いられ、安全を目指してさまざまな改善が行われてきました。しかし、日本社会にはいま再び災害脆弱性が突き付けられています。この30年で何が変わったのか、残された課題は何か。神戸大学名誉教授・兵庫県立大学名誉教授の室﨑益輝氏に聞きました。
2025/02/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/02/05
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/02/04
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方