2025/01/11
防災・危機管理ニュース
【ベルリン時事】国連の世界気象機関(WMO)は10日、2024年の地球表面の平均気温が観測史上最高を更新し、産業革命前の水準を1.55度上回ったとの推計を発表した。日米欧の気象当局などによる六つの国際的な観測データを基に算出した。温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が気温上昇の抑制目標とする1.5度を単年で初めて超えた可能性の高いことが、改めて確認された。
10年単位でも、2015~24年が史上最も高温だった。ただ、WMOの研究チームは長期的な時間軸で見た場合、1850~1900年の平均と比べた気温上昇は1.3度にとどまっているとの暫定的な見解を示した。WMOのサウロ事務局長は、単年での目標超過は「目標達成の失敗を意味しない」と説明した。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
第二次トランプ政権 未曽有の分断の実像
第二次トランプ政権がスタートして早や10カ月。「アメリカ・ファースト」を掲げ、国益最重視の政策を次々に打ち出す動きに世界中が困惑しています。折しも先月はトランプ氏が6年ぶりに来日し、高市新総理との首脳会談に注目が集まったところ。アメリカ政治に詳しい上智大学の前嶋和弘教授に、第二次トランプ政権のこれまでと今後を聞きました。
2025/11/05
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/11/05
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/11/04
-
-
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方