2025/02/13
防災・危機管理ニュース
【台中時事】台湾の消防当局によると、中部・台中市の新光三越百貨店12階の飲食店街で13日午前、爆発が起きた。4人が死亡し、26人が重軽傷を負った。ガス爆発とみられる。
青木一彦官房副長官は13日の記者会見で、「現時点までに邦人の生命、身体に被害が及んでいるという情報には接していない」と述べた。
台中市消防局が通報を受けたのは午前11時半(日本時間午後0時半)ごろ。百貨店ビルは地上14階建てで、12階の飲食店街は爆発当時は営業しておらず、改装中だった。台湾のテレビ局は、ビルの上層階が爆発する瞬間や、下の路上に物が散乱している様子を伝えた。
現場は台中市中心部で、市庁舎の近く。台湾の中央通信社によると、爆発が起きた時間帯に執務中だった盧秀燕市長は記者団に「震動をはっきり感じた」と語った。
死者のうち2人はマカオからの旅行客。百貨店の前を家族と歩いていた際、上から降ってきたがれきが当たったという。
新光三越は、台湾の新光グループと三越伊勢丹ホールディングス(HD)が共同運営している。
〔写真説明〕13日、台湾中部・台中市の爆発が起きた百貨店(中央通信社提供)(AFP時事)
〔写真説明〕爆発によるがれきが散乱する新光三越百貨店の出入り口付近=13日、台湾中部・台中市
〔写真説明〕13日、台湾中部・台中市で爆発した百貨店の店内=消防当局撮影(中央通信社提供)(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)



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