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中小企業の防災 これだけはやっておこう
第12回:地震後の初動対応
地震の大きな揺れに見舞われたそのとき、我々ができることは非常に限られています。しかし大きな揺れがおさまったあとにやるべきことは、余震から命を守るとともに、その後の復旧のために重要な意味があります。今回は地震後の初動対応について考えます。
2020/02/05
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ウェザーニューズ、高精度な「過去気象データ」提供開始
ウェザーニューズ(千葉市美浜区)は2月4日、業務分析やマーケティング分析に活用できる「過去気象データ」の提供を開始した。同社が保有する全国約1万3000カ所の気象観測網や全国のユーザーから寄せられる天気・体感情報を、1キロメートルメッシュ/1時間毎に再解析したもの。
2020/02/04
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第88回:クラウドサービスを活用する企業のセキュリティ戦略はどうあるべきか
ITセキュリティに関する様々なソリューションを提供しているRadware社(https://www.radware.com/)は、2020年1月に同社として9回目となる「Global Application & Network Security report」を公開した。本報告書は世界各国から収集されたアンケート調査の結果をもとにまとめられた、ITセキュリティに関する実態調査であり、回答者561人のうち45%が北米、28%がアジア太平洋地域(APAC)、16%が欧州・中東・アフリカ(EMEA)、そして11%が中南米からの回答となっている。
2020/02/04
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新型コロナウイルス感染の危機とは何か? 10の質問
新型コロナウイルスの感染による肺炎が中国を中心に拡大。世界各国で人から人への感染が発生し、日本でも不安が広がっている。いま何が起こっているのか、一般の市民や企業が気をつけるべきことは何か。感染症と公衆衛生を専門とする川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長に聞いた。※本インタビューは1月29日取材時点の情報にもとづいています。
2020/02/04
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医師が語る感染症への知識のワクチン
ノロウイルス感染症への備え
冬場に流行する胃腸炎の原因として、ノロウイルス、ロタウイルス、サポウイルス、アストロウイルスなどがありますが、最も多いのがノロウイルスだと言われています。今回は、このノロウイルスを取り上げます。
2020/02/04
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本気で実践する災害食
食事をする際の感染リスク
企業にお勤めの方は、もし新型肺炎がさらに広がり最盛期を迎えたら「昼食をどこで食べようか」と心配していませんか? 今回は、食事をする際の感染リスクについて考えてみましょう。
2020/02/04
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気象予報の観点から見た防災のポイント
「春一番」は災害の匂い―2月の気象災害―
キャンディーズの曲がヒットした翌々年の1978年2月28日、「春一番」の吹く東京で、荒川に架かる橋梁を走行中の10両編成の電車の後部3両が強風のため脱線、うち2両が横転して23人が負傷する事故が起きた。地下鉄東西線列車横転事故である。本稿では、こうした「春一番」の危険な側面に焦点を当てる。
2020/02/03
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葛西優香の23区防災ぶらり散歩
第18回【千代田区】(下)「天下の千代田区」が乳幼児向け防災訓練に力を入れる理由
乳幼児向けの防災訓練に力を入れる千代田区。現在は親世代からさらに対象を広げた取り組みも進めています。未来の防災リーダーを担う子ども向けの講座がそれ。「防災訓練の裾野を広げる」ことを目指し、小学生向けの講座を開催しています。
2020/02/03
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企業に求められる対策
感染拡大を続ける新型肺炎。企業に求められるのは従業員らの感染予防の徹底と、万が一感染者が出た場合の初動対応、そして、感染拡大による事業への影響を極力小さくするためのBCP(事業継続計画)だ。
2020/02/03
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感染者が出た後の対応やBCPに課題
リスク対策.comは、感染拡大を続ける新型肺炎への企業など組織の対応状況を明らかにするため、1月27日から31日にかけて緊急アンケート調査を実施した。その結果、従業員に対するマスク着用や手洗い、手指消毒など感染予防の呼びかけは多くの組織で行われているものの、徹底までできている会社は3割弱程度、さらに、社内に感染者が発生、あるいは感染が拡大した際の対応計画の策定については、実施・徹底している組織は一部にとどまることが明らかになった。新型肺炎は、健康被害だけでなく、今後、世界経済にも大きな影響を及ぼすことが懸念されているが、感染防止策と併せてBCPの見直しが求められそうだ。
2020/02/03
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企業文化を生かしたBCPのあり方を模索
27万人の従業員を抱える巨大企業パナソニック。同社で2011年よりBCPの実務を担っている青江多恵子氏は、2019年8月にBCM(事業継続管理)教育の専門組織であるDRIジャパンの研修を受講し、国際的なBCM担当者としての資格を取得した。青江氏に受講の背景や目的を聞いた。
2020/02/01
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フジタ、「建機追従型有線給電ドローン 」開発
大和ハウスグループのフジタ(東京都渋谷区)はこのほど、給電装置から電力の供給を受けながら空撮が可能な「建機追従型有線給電ドローン 」を開発した。建設機械の外部に設置した小型のヘリパッドから離発着し、建設機械との相対位置を維持しながら自動で追従飛行するもの。
2020/01/31
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「リコーデジタルサイネージ 防災/災害情報コンテンツ」提供開始
リコー(東京都大田区)は2月3日、クラウド型サイネージ配信サービス「RICOH Digital Signage(リコーデジタルサイネージ)」に対応した防災ソリューション「リコーデジタルサイネージ 防災/災害情報コンテンツ」を発売する。
2020/01/31
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アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
パン袋が災害時の汚物の臭い対策になる?
今、子育て世代に話題の<オムツの臭い対策>が「パン袋」ということをご存知ですか?このパン袋は、災害時のトイレの臭い対策にも使えるのか、今週はこれについてご報告します。
2020/01/31
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危機発生時における広報の鉄則
危機時に攻めの一手を打ったゴーン氏のメディア戦略
「どんな時に記者会見をするべきなのか」。この質問にマニュアル的に回答すると「組織存亡の危機、評判失墜の時。回復を急ぎたい時」ですが、開きたくても開けないこともあります。不測の事態がクライシスとなれば、その時の状況によって判断するしかありません。現在話題になっている元日産会長ゴーン氏と森法相の記者会見から考えてみましょう。
2020/01/31
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NTT-AT、「セキュリティ可視化ソリューション」
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT、神奈川県川崎市)はこのほど、ネットワーク通信の状況を把握し、セキュリティリスクを可視化する「セキュリティ可視化ソリューション」の提供を開始した。
2020/01/30
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海外渡航者のための危機管理サービス 日本旅行
日本旅行(東京都中央区)の海外グループ企業であるNTA Travel Singapore Pte Ltd.はこのほど、海外出張や留学、旅行など、海外渡航者のトラブルにワンストップで対応する危機管理サービス「TASKAL」を提供する「TASKAL RESOURCES SDN. BHD.(タスカル リソーセス)」 をマレーシアのクアラルンプールに設立し、日本および世界マーケットを対象にサービス提供を開始した。
2020/01/30
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保険でマルウェア感染時の即時対応をサポート 日立ソリューションズ
日立ソリューションズ(東京都品川区)は2月3日、AI(人工知能)技術を活用した次世代マルウェア対策クラウドサービス「CylancePROTECT」において、万が一のマルウェア感染時に即時対応をサポートするサービス「インシデントレスポンス付きCylancePROTECT」の提供を開始する。
2020/01/30
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経産省、新型肺炎に関する「経営相談窓口」開設
経済産業省は1月29日、新型コロナウイルスの流行によって影響を受けるか、またはその恐れがある中小企業・小規模事業者を対象に、経営上の相談を受け付ける「新型コロナウイルスに関する経営相談窓口」を設置すると発表した。
2020/01/29
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新型肺炎対策セミナー ~感染爆発への備え~
拡大する新型肺炎に対して企業はどう備えればいいのでしょうか。基本的な感染予防、感染者が出た際の組織としての対応、そして感染疑い者の出勤停止や安全配慮義務など法的側面から新型肺炎への対策を考えます。
2020/01/29
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エルテス、統合型リスク管理プラットフォームの提供を開始
ソーシャルリスクを中心としたデジタルリスクを検知・解決するソリューションを提供するエルテス(東京都千代田区)はこのほど、情報漏えいや内部不正、ハラスメントなど、組織内部に潜むリスクを検知するサービス「Internal Risk Intelligence」のプラットフォームによるサービス提供を開始した。
2020/01/29
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グローバルスタンダードな企業保険活用入門
第1回 企業経営とリスク
日本の損害保険の市場規模は世界147カ国中でアメリカ、中国、ドイツに次いで第4位です。しかしながら、GDPに対する割合でみると2.37%で23位となり、世界平均の2.81%さえ下回っています。企業保険と個人保険の区分別統計データがないので、企業保険だけの実態は不明ですが、日本の損害保険市場の60%以上が自動車保険(自賠責を含む)であることから類推すると、個人保険の依存度が大きいと思われます。おそらく、企業保険だけの統計があれば対GDP割合はもっとずっと下位になることでしょう。
2020/01/29
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第87回:緊急事態下でのコミュニケーションに関する実態調査(2020年版)
BCMの専門家や実務者による非営利団体BCI(注1)は、緊急事態におけるコミュニケーションに関する実態調査の2020年版「Emergency Communications Report 2020」を2020年1月に発表した。この調査は2014年から毎年行われており、本連載で紹介させていただくのも今回で4回目となる(注2)。
2020/01/28
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
災害時の意思決定に役立つ雨量情報の3つの使い方
雨量の情報は、この先まずい事態が起こりそうだということを早めに伝えてくれます。また、今まさにとんでもない事が起こっているということも雨量の情報から分かります。そのような雨量情報を有効利用しない手はありません。今回の記事では雨量情報を意思決定に生かしていく取り掛かりとして、まずはどのような使い道があるのかということをご紹介してみたいと思います。
2020/01/28
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ロックフェラー財団100RCに見る街づくりのポイント
経済発展の陰で広がった貧富の格差
2020年のはじまりは、アメリカの都市を取り上げます。西海岸のベイエリアに位置するオークランドです。およそ200平方キロメートルの市域に42万人が暮らしています。サンフランシスコからベイブリッジを渡って対岸に位置している、というとイメージが湧きやすいでしょうか。オークランドは、アメリカ西海岸の主要な都市として、経済発展を遂げてきました。一方、経済発展の陰で広がった貧富の格差や、マイノリティコミュニティとの平等性の問題に頭を悩ませている実態もあります。
2020/01/28