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全国消防本部で大規模火災防御計画を
消防庁は19日、「糸魚川大規模火災を踏まえた今後の消防の在り方に関する検討会報告書」を公表した。2016年12月22日の新潟県糸魚川市での大規模火災を受け、全国732の消防本部が木造住宅密集地域を始めとした危険地域を確認・指定するための手順や規定を消防庁が提示。今年度中にすべての消防本部で危険地域の指定と火災防御計画策定を目指す。
2017/05/22
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安心、それが最大の敵だ
「緑のダム」の歴史的考察~その2:明治期から今日まで~
日本最初の近代的河川法は1896年(明治29年)4月に制定された。近代化を急ぐ明治政府はインフラ整備の一環として洪水防御を重視した。法律は河川管理者を原則として都道府県とし、必要に応じて国が大規模事業を実施する体制を定めている。相次ぐ大水害の防御に重点をおいたもので、以後国内の河川改修は治水優先をうたった河川法のもとで実施された。翌年制定された森林法、砂防法と合わせ「治水三法」と呼ばれる。
2017/05/22
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2040年代の東京を最先端の安全都市に
東京都の小池百合子知事は19日、2040年代の目指す東京の姿を示した「都市づくりのグランドデザイン」の素案を示した。都市づくりの目標を「活力とゆとりある高度成熟都市」とし、古い町並みを残した木造住宅密集地域の不燃化など災害に強い都市づくりを目指す。パブリックコメントの募集を経て今夏に正式決定する予定。
2017/05/19
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自民党、糸魚川受け地域防災強化へ提言
自由民主党は19日、総務部会(会長:葉梨康弘・衆院議員)、地域の自主防災力強化に関するPT(座長:工藤彰三・衆院議員)の合同会議を開催。「糸魚川市大規模火災を踏まえた地域の自主防災力の強化に関する提言」の取りまとめを行った。党内調整を経て、菅義偉官房長官と高市早苗総務大臣に提出される。
2017/05/19
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アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
賃貸住宅の家具転倒防止対策に希望が!港区の先進的な取り組みをご紹介します‼
みなさん、読んでいただけましたか???何かというと、この記事です!■港区、区営住宅などの家具転倒防止器具による原状復帰義務を免除〜家具転倒防止対策を強化 http://www.risktaisaku.com/articles/-/2749 ずっと取り組んできたこの件で、実施してくれる自治体がでてきたことが本当に嬉しいです。今まで、できない理由を教えてくれる方にはたくさんお会いしてきました。でも、できる方法を考えられる人と出会ったら、意外とあっさり実現されたのです。港区さん!ありがとう!
2017/05/19
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小池知事の発信力と条例で無電柱化推進
東京都は6月の都議会で「東京都無電柱化推進条例案」を提出する。成立後は一定の周知期間後に施行されることとなる。条例案と無電柱化に関する東京の現状について考察する。
2017/05/19
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スーパー堤防の事業化促進へ改善探る
国土交通省は18日、「高規格堤防の効率的な整備に関する検討会」の第1回会合を開催した。「スーパー堤防」とも呼ばれる高規格堤防整備の効率化に向け、事業化に向けた手続きの改善、コスト縮減や工期短縮といった課題改善を図っていく。
2017/05/19
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低コストでマルウェア侵入防止
セキュアソフトは、同社が開発したランサムウェアなどマルウェア被害を防止できるソリューション「Securesoft mamoret」(セキュアソフト マモレット)の販売を10日に開始したと発表した。販売はキヤノンITソリューションズが行う。パソコンにソフトウェアをインストールするだけで、万が一マルウェアが侵入しても、通常業務を行うローカル環境のデータ被害を防ぐことができる。
2017/05/19
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国土強靭化地域計画策定手引きに補助金活用事例
内閣官房は19日、ナショナル・レジリエンス(防災・減災)懇談会の第33回会合を開催。国土強靭化地域計画策定ガイドラインの第4版の素案について検討を行った。第3版からの改訂として、主に市町村職員をターゲットに策定用ツールや関係府省庁の交付金・補助金の活用事例などを新たに掲載した。
2017/05/19
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女芸人赤プル、防災士になる!
もしも災害の1日前に戻れたら!?
みなさんこんにちは!防災士への道のりを着々と進む(少々遅れ気味でありますが汗)茨城県常総市出身の赤プルです。 防災士になるには、まず、防災士養成カリキュラムに基づき、33講目の研修を履修しなければなりません!今まさに私は、あの分厚い防災教本を読みながら、履修確認レポートというものに取り組んでいる真っ只中です。
2017/05/19
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災害時医療に国家的戦略と統括機関の設置を
社団法人日本医療資源開発促進機構は12日、「巨大災害に学ぶ 医療資源有効活用のイノベーション」と題し、「都市防災と集団災害医療フォーラム」を開催した。
2017/05/18
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総務課長ヨシオのBCP策定メモ
第2回:今更ながら、BCPを作らせていただきます!
数日後、ヨシオは総務の引継ぎファイルの中から背表紙にBCPと書かれた1冊を取り出し、しばらく読みふけっていました。BCPの策定リーダーを命じられたからには、まず前回のBCPがなぜ完成に至らずにうやむやになってしまったのか、その原因と経緯を知っておかなければなりません。でないと、また同じ失敗をするかもしれないからです。
2017/05/18
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2000回以上使える充電式非常用電源
エナジーリソース株式会社は、非常用電源「防災用品収納キャビネット型AC電源」の販売に注力する。リチウムイオン電池使用のため安全・安心、充電し続けても電池の劣化、電力の無駄な消費はなく、自己放電も小さい。オフィスなどで普段使いすることでいつでも充電を確認でき、いざという時に使えないという事態を回避できる。
2017/05/18
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国交省、防災強化へダム再生ビジョン
国土交通省は17日、「ダム再生ビジョン検討会」の第3回会合を開催。「ダム再生ビジョン」の案を取りまとめた。近く正式決定する。既存ダムの最大限有効活用を進め、治水機能の向上に向け下流河道とダム改良を一体で行うといった施策を推進する。
2017/05/18
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女性版東京防災、わかりやすさ重視へ
東京都は17日、「女性視点の防災ブック」編集・検討委員会の第1回会合を都庁で開催。小池百合子知事も出席した。委員長には公益財団法人・市民防災研究所の池上三喜子理事が就任。委員6人全員が女性。今年度の作成へ防災ブックに盛り込むべき内容のほか、小池知事が導入に意欲をみせる乳児用液体ミルクの備蓄・活用についても話し合われた。
2017/05/17
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ペットライフセーバーズ:助かる命を助けるために
深刻な心の傷を癒す米国の「PTSD介助犬」
1歳のゴールデンレトリーバーとラブラドルのミックスでメスのスターは、飼い主で救急救命士(パラメディック)のルイ・ベルオミニさんと一緒にProMedicaの救急車に乗って、働いています。飼い主のルイさんは9年間、陸軍工兵としてイラクやアフガニスタンの銃撃戦を経験。帰国後も「いつも後ろから誰かが銃で狙っていて殺されそうな気がする」感覚が寝ているときも起きているときにも襲ってきて、日常生活をまともに送ることができず、PTSD(外傷後ストレス障害)と診断されました。
2017/05/17
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帰宅困難者の備蓄品購入、約8割を補助
東京都は15日から今年度「東京都民間一時滞在施設備蓄品購入費用補助事業」の募集を開始した。2018年2月28日まで受け付ける。帰宅困難者の一時滞在施設が備蓄品を購入する際に約83%となる費用の6分の5を補助する。
2017/05/17
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ランサムウェア相談、IPAに1日で74件
情報処理推進機構(IPA)にランサムウェアに関する相談が15日のみで74件も寄せられたことがわかった。1~14日までは4件で、今年のこれまでの月間最多は1月の11件。IPAによると世界的な被害拡大と報道を見て不安が増大したのではないかと分析している。
2017/05/17
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総務省、Lアラートの全国訓練
総務省は24~25日の両日、地域の災害情報配信システムであるLアラートの全国合同訓練を行うと12日に発表した。参加するのは42都道府県、1567市区町村のほか、テレビやラジオなどメディアや携帯電話事業者やガス事業者といったライフライン企業も参加する。
2017/05/17
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サイバー攻撃の手法と脅威
独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)サイバーレスキュー隊(J-CRAT)の副隊長を務めております伊東宏明です。J-CRATは標的型サイバー特別相談窓口を設けて公的機関や業界団体、重要産業組織、重要インフラ事業者、一般企業などからの相談を広く受け付け、助言による支援をしています。本日は1.標的型サイバー攻撃への取り組みと実例2.標的型攻撃メールの見分け方3.添付ファイルの見分け方4.標的型攻撃メールを見つけたら-について話します。
2017/05/17
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【緊急開催】朝鮮半島情勢の緊迫に伴う海外従業員の安全対策
2017/05/17
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欧州最大の労働安全衛生・防災展示会「A+A2017」視察ツアー募集開始
東京ビッグサイトは、2017年10月にドイツ・デュッセルドルフで開催される欧州最大の労働安全衛生・防災に関する展示会「A+A(欧州労働安全機材・技術展)2017」の視察ツアーを企画。募集を開始した。今回のツアーでは、展示会の視察に加え、欧州製品認証制度(CEマーキング)の認証機関(Notified Body)も訪問する。ツアー期間は10月16日~21日まで。
2017/05/17
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民間でのサイバー情報共有を強化へ
総務省は15日、「サイバーセキュリティタスクフォース」の第4回会合を開催。情報共有と国際連携の論点について話し合いを行った。業界団体も含めた民間事業者間でのサイバーセキュリティに関する情報共有を進めていく方針を進める方針を示した。
2017/05/16
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
災害リスク軽減に役立つ科学技術とは
災害対策には様々な分野の学術的知見が必要であることは、本サイトにアクセスされる方の多くが既に認識されていると思う。本サイト(およびその前身であった雑誌媒体の『リスク対策.com』)にも多様な研究者の方々が登場しておられるし、また関連するセミナーでも多くの研究者の方々が登壇され、貴重な研究成果や、それに裏打ちされた知見を共有して下さっている。
2017/05/16
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介護食や手袋など高齢者緊急キット
ALSOKは、災害時に要介護者など高齢者が避難する際に最低限必要なアイテムを厳選した災害対策用品「高齢者向け緊急キット」を5月より販売開始した。販売中のALSOK「緊急キット」の内容をベースに、熊本地震で被災したALSOKグループの介護会社社員にヒアリングを実施し、「あって良かった」「あれば良かった」という5アイテムを取り入れた全10アイテム。価格は1セット4600円(税抜き)。
2017/05/16