海外リスク
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「日本との協力が紛争抑止に」=台湾有事への対応で―豪州大使
オーストラリアのヘイハースト駐日大使は8日、台湾有事が起きた際の豪州の対応を聞かれて、「将来的なシナリオにおける豪州の立場は日本と同じで、(安保)協力をすることで地域の安定を守っていく。そして紛争を抑止する」と語った。東京都内で記者会見した。
2025/12/08
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タイ軍、カンボジアに空爆=兵士14人死傷で報復と主張
【バンコク時事】タイ軍は8日、カンボジア軍による攻撃の報復措置として、同国プレアビヒア州などの対タイ国境付近のカンボジア軍陣地を空爆した。タイ軍によるカンボジアへの空爆はトランプ米大統領が仲介した10月の和平合意後初めてで、国境紛争が再燃・拡大する恐れもある。
2025/12/08
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キラウエア火山で噴火=3カ所同時―米ハワイ島
【シリコンバレー時事】米ハワイ州ハワイ島のキラウエア火山で6日、噴火が発生し、溶岩が一部で高さ約300メートル超に達した。3カ所で同時に噴火し、米地質調査所(USGS)は「極めてまれな現象だ」と分析した。 噴火で観測所のライブカメラ設備が破壊された。
2025/12/08
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外交優先の「実利主義者」=国民統合、内政に課題―シリア暫定大統領
アサド独裁政権崩壊後のシリアを率いるシャラア暫定大統領。かつては国際テロ組織アルカイダとのつながりが深く、米国などから危険視されていた。しかし、国家指導者としては「リベラル色」を前面に打ち出す。専門家は過去の政治路線を巡る態度をあいまいにしたまま、外交成果獲得を狙う「実利主義者」だと分析する。
2025/12/08
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台湾海峡で救難訓練=軍艦展開と関連か―中国
【北京時事】中国メディアによると、福建海事局などは6日、台湾海峡南部の「台湾浅堆」海域で初めて救難訓練を行った。最近活発化している中国軍艦艇の動きと関連している可能性があり、「台湾は中国の一部」との主張を内外に印象付ける狙いもあるとみられる。
2025/12/07
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ナイトクラブ火災、25人死亡=観光客も犠牲、ガス爆発か―インド南部
【ニューデリー時事】インド南部のリゾート地ゴア州のナイトクラブで7日午前0時(日本時間同3時半)ごろ、火災が発生し、地元メディアによると観光客4人を含む25人が死亡した。厨房(ちゅうぼう)内のガスボンベが爆発したとの情報もあり、当局が詳しい原因を調べている。 従業員14人も犠牲となった。
2025/12/07
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第7回 海外子会社経営リスク管理編(3)
今回からは、海外子会社経営管理の枠組みを見て行きます
2025/12/07
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スマトラ豪雨、死者900人超=インドネシア
【ジャカルタ時事】インドネシア国家災害対策庁によると、11月末に西部スマトラ島を襲った豪雨による死者数は6日時点で914人となった。依然として行方不明者は数百人に上る。 洪水や地滑りにより損壊した家屋は10万戸を超えた。
2025/12/06
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外国メディアの呼び出し公表=火災報道巡り中国治安機関―香港
【香港時事】中国政府直轄の治安機関・国家安全維持公署は6日、香港北部・新界地区大埔の高層住宅火災に関連する虚偽情報を拡散しているなどとして、外国メディアの責任者と記者を呼び出したと発表した。具体的なメディア名には触れていない。 外国メディア関係者の呼び出しが公表されるのは異例。
2025/12/06
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黒海で緊張激化、周辺国懸念=タンカー攻撃でロシア報復も
【イスタンブール時事】ウクライナが黒海を航行していたタンカーを攻撃し、周辺国が緊張激化への懸念を強めている。ウクライナは、制裁を回避してロシア産原油を運ぶ「影の船団」を攻撃したと主張し、ロシアは対抗措置を警告。戦火の拡大に発展しかねない状況だ。
2025/12/05
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災害対応をデフォルト化
能登半島地震からまもなく2年。各所で行われてきた災害対応の検証が終盤を迎えています。今後はそれらの結果をふまえた防災・BCP体制の見直しが進むでしょう。「想定外」「準備不足」を脱し、災害対応が基本設定された防災デフォルト社会へ。専門家のインタビューと企業事例を通じ、これからの防災・BCPのあり方を探ります。
2025/12/05
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修繕工事現場の防護ネット撤去=高層住宅火災受け―香港政府
【香港時事】香港北部・新界地区大埔の高層住宅で発生した火災を受け、香港政府は3日、大規模な修繕工事が行われている全ての現場から、防護ネットを6日までに撤去させる方針を示した。火災では、建物修繕で防火基準を満たさないネットが使われていたことが延焼拡大につながったとみられている。
2025/12/04
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EU、レアアース確保へ新組織=日本モデルに「脱中国」
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は3日、レアアース(希土類)など重要原材料の安定確保を目的に、2026年初めに「欧州重要原材料センター」を新設すると発表した。
2025/12/04
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競争と協業が同居するサプライチェーンリスクの適切な分配が全体の成長につながる
予期せぬ事態に備えた、サプライチェーン全体のリスクマネジメントが不可欠となっている。深刻な被害を与えるのは、地震や水害のような自然災害に限ったことではない。パンデミックやサイバー攻撃、そして国際政治の緊張もまた、物流の停滞や原材料不足を引き起こし、サプライチェーンに大きく影響する。名古屋市立大学教授の下野由貴氏によれば、協業によるサプライチェーン全体でのリスク分散が、各企業の成長につながるという。サプライチェーンにおけるリスクマネジメントはどうあるべきかを下野氏に聞いた。
2025/12/04
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ロシア産ガス、恒久停止で合意=エネルギー依存解消へ―EU
【ロンドン時事】欧州連合(EU)は3日、ロシア産ガスの輸入を恒久的に停止することで大筋合意した。液化天然ガス(LNG)などを先行して停止し、2027年秋までに全面禁輸する。
2025/12/04
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生ハム安定調達に暗雲=スペイン産の豚肉輸入停止―アフリカ豚熱
家畜伝染病「アフリカ豚熱(ASF)」の発生が確認されたスペインから豚肉の輸入が停止され、ハムやベーコンなどの安定調達に暗雲が立ち込めている。特に、生ハムはスペイン産が輸入品の7割弱を占め、需給や価格への影響が懸念される。
2025/12/03
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ウクライナ和平、進展なしか=プーチン氏が米特使と会談
ロシアのプーチン大統領は2日、モスクワを訪問した米国のウィトコフ中東担当特使と約5時間会談した。ロシアのウクライナ侵攻終結に向けてトランプ米政権がまとめた和平案を協議。プーチン氏は強硬姿勢を崩しておらず、大きな進展はなかったもようだ。
2025/12/03
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豪雨被害、森林破壊で拡大か=スマトラ島で死者702人に―インドネシア
【ジャカルタ時事】インドネシア西部スマトラ島を襲った豪雨の犠牲者は2日、700人を超えた。環境団体などは、企業活動による森林破壊が被害拡大につながった可能性があるとして、政府に対応を求めている。 先月末の豪雨により、スマトラ島では北部を中心に洪水や地滑りが発生した。
2025/12/02
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中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/12/02
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中澤・木村が斬る!【2025年12月2日配信アーカイブ】
【12月2日配信で取り上げた話題】知っておくべき今週のニュース10/富士山噴火への対策事例/リスクに効く心理学
2025/12/02
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香港、高層住宅火災で独立調査委設置へ=議会選予定通り、死者156人に
【香港時事】香港政府トップの李家超行政長官は2日の記者会見で、北部・新界地区大埔の高層住宅で発生した大規模火災に関し、独立調査委員会を設置すると表明した。裁判官を同委トップに任命し、火災の原因究明を急ぐ。 李氏は調査委設立について「徹底的な調査を求め、改革を進める。誰であっても責任を問う」と強調。
2025/12/02
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東南アジア・南アジアで豪雨被害、死者1100人超に
東南アジアや南アジアで11月末から続いた豪雨による被害が拡大している。インドネシア西部スマトラ島では洪水や土砂崩れが相次ぎ、国家災害対策庁によると12月1日までに604人の死亡が確認され、464人が行方不明となっている。被災地では道路や橋の寸断が続き、救助活動は難航している。
2025/12/02
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防護ネット、一部基準満たさず=死者151人に―香港火災
【香港時事】香港北部・新界地区大埔の高層住宅で発生した大規模火災で、香港当局は1日、一部の防護ネットが防火基準を満たしていなかったと発表した。これまでに過失致死容疑で建設会社やコンサルティング会社の関係者ら13人を逮捕したことも明らかにした。
2025/12/01
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ペトロンの製油所、一時操業停止=暴風雨で桟橋損傷―マレーシア
【クアラルンプール時事】マレーシアのフィリピン系石油精製・販売会社ペトロン・マレーシア・リファイニング・アンド・マーケティングは1日、ヌグリスンビラン州ポートディクソンにある同社製油所の操業を一時停止したと発表した。11月28日に熱帯暴風雨「セニャール」の影響で桟橋が損傷し、一部が崩落したため。
2025/12/01
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足止めの邦人7人が避難=豪雨の死者600人超―インドネシア
【ジャカルタ時事】インドネシア当局は1日、西部スマトラ島北部のアチェ州で豪雨により足止めされていた日本人8人のうち、7人を小型飛行機で安全な場所に避難させた。1人は本人の意向で残った。日本の外務省が明らかにした。 同省は氏名などを公表していない。8人は電気、水、食料のあるホテルに滞在していた。
2025/12/01
