自然災害
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【第5章】 災害救護 1(後編)
ショックとは血液の循環が悪く、体中の細胞へ十分な酸素と栄養が行き渡らない状態を指し、この状態が長引くと死に至ることがある。しかし、このショック症状は見逃しやすいので注意深く要救助者を観察する必要がある。
2017/04/25
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事業影響度分析(BIA)トレーニング開始
BSI(英国規格協会)の日本法人であるBSIグループジャパンは、企業のリスク管理担当者やBCP担当者向けに「事業影響度分析(BIA)トレーニングコース」と「事業継続計画(BCP)策定トレーニングコース」を開始する。第一回のBIAトレーニングコースは6月19日、BCP策定トレーニングコースは6月26日に開催。ともに開催場所は東京で受講料は3万円(税別)。
2017/04/24
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自然災害によるPTSD~救援者側が抱える心の傷
東日本大震災、鬼怒川決壊、岩手県岩泉町の大水害などの自然災害の現場を歩き、地元自治体や被災者を訪ねて被災体験や生活再建に耳を傾ける時、被災者が時間の経過にかかわらず心的外傷後ストレス障害(Post Traumatic Stress Disorder、PTSD)で苦悩されている事実を知った。PTSDを発症した人がうつ病、不安障害などを合併させるケースも多いという。人生はやり直しがきかない。それだけに心からぬぐえないトラウマは深刻である。
2017/04/24
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芦屋市、今年度に無電柱化条例制定へ
兵庫県芦屋市は無電柱化条例を制定する。21日、国土交通省で行われた「無電柱化推進のあり方検討委員会」の第4回会合に出席した山中健市長が明らかにした。今年度中の条例成立を目指す。成立すれば市町村レベルでは2016年に施行した茨城県つくば市に次いで2件目となる。
2017/04/21
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中身が見える防災バッグ
バッグワークス株式会社(本社:兵庫県豊岡市)は、自社ブランド「BAGWORKS」より中身が見える防災バッグ「RESCUEMAN」(レスキューマン)を5月1日から発売開始すると発表した。中身が見えることで防災グッズの確認が容易になり、非常食の賞味期限が切れていたという事態も防止する。防災への注意喚起にもなる。リュックとショルダーの2タイプあり、価格はリュックが9600円、ショルダーが5800円(共に税抜き)。
2017/04/21
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熊本地震の資料公開用サイト開設
熊本県は19日、「熊本地震デジタルアーカイブ」と題したサイトを公開した。2016年の熊本地震に関する写真や映像といった資料約1000点を公開している。記憶の風化を防ぎ、国内外の防災・減災に役立てることが目的。
2017/04/21
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子どもが大人を救出できるかも!?古武術を使った救出技を身につけよう!
春眠暁を覚えず」は冬から春への移り変わりの早春の時期をさすそうですが、そうはいっても、ぽかぽかしている春真最中も眠い気がします♪ 今回は、防災技として紹介しているのに、「朝起きない人」を起こすのに役立ったと大絶賛されている古武術救出技をご紹介します。もともと介護の技なので、成人にも使えるのです。
2017/04/21
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在庫管理が不要、定期宅配の非常食
株式会社シーズは11日、賞味期限が来る前に定期的に届き、在庫管理が不要の「非常食・定期お届けサービスFood Stock Japan」(フードストックジャパン)を開始したと発表した。電気やガスがなくても温められ、献立は管理栄養士が監修した。ネット販売のみの完全予約制で、価格は「基本セット」(3日分の9食)が2万2800円、「1日分セット」(1日分の3食)が7600円(共に税抜き)。
2017/04/20
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ドローン3D撮影で地割れを把握
東京都は18日、檜原村で土砂災害を想定しドローンを使った実証実験を行った。国家戦略特区制度を活用し「ドローン特区」となっている同村において、5GHz帯を中心とした高周波の電波により撮影映像や3D計測データを伝送した。
2017/04/19
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内閣府、仮設住宅の設置費用基準を倍増
内閣府は1日付で仮設住宅に関する告示を行った。仮設住宅の明確な分類・定義を行ったほか、広さに柔軟性を持たせ1戸当たりの設置費用基準を倍以上に見直し。生活環境の改善につながる見通しだ。
2017/04/19
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空気呼吸器を付けたドッジボール訓練
空気呼吸器をつけたドッジボール訓練 「Firefighters and dodgeball training」(出典:YouTube)複雑な構造の建物火災で要救助者が複数逃げ遅れ、黒煙が充満している中での検索・救助活動時、さらに空気呼吸器の残圧が低くなり、退出開始を教える警報が鳴り響いたとする。
2017/04/19
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防災コンテンツ「+ソナエ」に英語版
アールシーソリューションは11日、同社が開発した緊急地震速報アプリ「ゆれくるコール」の機能の1つで、防災知識を紹介するコンテンツ「+ソナエ」の英語版をiOS、 Androidともに提供開始したと発表した。また、日本語版・英語版ともに新たに「避難生活」「備蓄」「女性の視点」の特集ページを追加し、それぞれのテーマに合ったコンテンツを表示する。
2017/04/19
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【第5章】 災害救護 1(前編)
読者の方もご存知だと思うが、あの震災では自助・共助により命が助かった割合はなんと95%にも上る。(下グラフ参照) 一体この数字から何が読み取れるのだろうか? 筆者はこの数字を“人間が本能的に持つ善の心がもたらした勇気ある行動の結果”だと思っている。つまり、一旦災害が発生し自分の命が助かった者は、好む・好まざるに関わらず、自発的に救助活動を始めるということである。しかしその側面では大変な悲劇を招きかねない危険が潜んでいる。
2017/04/18
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都水防計画、河川の要注意箇所が微増
東京都は17日、東京都水防協議会を開催。今年度東京都水防計画案を承認した。都が管理する一級・二級河川における水防上の要注意箇所について、2016年の台風9号の影響から前年度比4カ所増の260カ所とした。洪水や河川工事施工で増加した。
2017/04/17
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国交省、災害時民間物流施設利用を推進
国土交通省は11日、災害時対応の「広域物資拠点開設・運営ハンドブック」の見直しなど災害に強い物流システム構築の取り組みについて発表した。民間の物流施設のリストアップや災害時活用の推進、物流事業者団体との協力推進といった取り組みを行っていく。
2017/04/17
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「想定内」の中の「想定外」が問題~熊本地震から感じたこと三題~
4月8日、福岡大学で開催された地区防災計画学会で発表する京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授・センター長 矢守克也氏私の母は熊本市東区で一人暮らしをしており、昨年の熊本地震で被災しました。
2017/04/17
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小型いすのリアルな震度7体験装置
白山工業株式会社は、地震の揺れを再現する自走式の可搬型地震動シミュレーター「地震ザブトン」の販売に注力する。体験者が座った状態で地震が起きた時のような揺れが起き、地震動と合わせた室内被害映像を同時に見ることで、よりリアルな状況を体験できる。販売価格は、本体と操作台、コンテンツ、映像・音響装置 一式で1600万円(税抜き)。
2017/04/17
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東京都、降雨情報サイトをスマホ対応
東京都は14日、下水道局のホームページで公開している降雨情報システム「東京アメッシュ」のスマートフォン版を15日から提供すると発表した。小池百合子知事は14日の記者会見で同サイトの使いやすさをアピールしたほか、熊本地震からちょうど1年のこの日、改めて防災への取り組みを推進する方針を示した。
2017/04/14
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連続通話国内最長9時間の衛星電話
ソフトバンクは、防水・防じんで、耐衝撃性能を備えた衛星電話「SoftBank 501TH」の販売に注力する。片手で持ちやすいコンパクトサイズで、大容量バッテリーを搭載しているので約9時間の連続通話ができる。災害時などの際、従来の一般携帯電話は圏外となるような場所や状況でも衛星回線を介して通信が可能だ。
2017/04/14
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熊本地震、LINEでの情報収集が4割
総務省は13日、「熊本地震における情報通信の在り方に関する調査結果」を発表した。調査は三菱総合研究所に委託。2016年の熊本地震で震度6強以上あった熊本県熊本市、益城町、宇城市、西原村、南阿蘇村で実施。被災居住者862件のアンケートでは、2011年の東日本大震災後にリリースされた比較的新しい通信ツールであるLINEの活用が約4割と目立った。
2017/04/14
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関連死166人孤立死14人という数字は非常に重い。熊本地震が投げかけた課題と地区防災計画のあり方
熊本地震では直接死が55人に対し、関連死が自殺も含めて166人でした。本来だったらこの166人は救える命。さらにみなし仮設や応急仮設に避難していた方などで孤立死してしまった方が14人も(※2017年4月12日現在)出てしまい、今後もっと出る可能性もあります。これは絶対に曖昧にしてはいけない数字です。
2017/04/14
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春の新生活におすすめ!子どもと一緒に遊ベる。学べる。驚きの防災教材♪
熊本地震から1年、東日本大震災から6年が過ぎました。残念ながら震災の報道が増える時期だけ思い出して、あとは防災への関心が薄れた方もいるのかもしれません。でも、「忘れないように意識する!」という決意だけでは、心許ないですよね。日々の生活に追われてしまいますので。
2017/04/14
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この度、防災士をとる事を決意したかんね!
リスク対策.comの読者の皆さん、初めまして!茨城出身の女芸人、赤プルです!この度、防災士になる事を決意したかんね!さて、どうして芸人の赤プルが防災士に?と疑問ですよね。まずは、その辺の経緯から綴っていこうと思います!
2017/04/14
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両国船着場に帰宅困難者用避難施設
東京都は11日、隅田川の両国防災船着場に隣接する都有地と墨田区有地において、防災拠点やカフェ・レストランなどを整備する民間事業者を募集すると発表した。帰宅困難者の一時避難機能を備えた複合拠点施設を民間事業者が整備する。船着場と一時避難施設が組み合わさることで、船で移動した帰宅困難者受け入れといった防災機能強化を見込める。
2017/04/13
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LINE、熊本市と防災で協定
LINEは12日、熊本市と「情報活用に関する連携協定」を締結した。防災情報の受配信や防災に関する研究といった取り組みを行う。市民間のみでなく、市役所職員間や市役所と市民の情報交換ツールとしてのLINE活用を目指す。
2017/04/13