2025/02/19
防災・危機管理ニュース
気象庁の野村竜一長官は19日の月例記者会見で、北海道十勝地方で3日から4日にかけ降った記録的な大雪について、「非常に珍しいパターンであり、興味深い現象なので調査したい」と述べた。「温暖化とは単純に結び付かないと思うが、今後大雪が増える可能性が分かってくれば、普及啓発したい」という。
帯広測候所によると、この大雪は日本海の低気圧が北海道に近づく一方、三陸沖で別の低気圧が発生して北東へ進んだ影響で、十勝地方に湿った空気が流れ込んだのが原因。野村長官は「三陸沖の海水温は黒潮続流の北上により、非常に高い」として、大量の水蒸気が発生した可能性を指摘した。
帯広市では4日午前9時までの12時間降雪量が統計開始以来最多の120センチに上った。同市は今年度、除排雪関連予算として約8億7000万円を計上していたが、この大雪を受け、補正予算で8億5000万円を追加した。
〔写真説明〕記者会見する気象庁の野村竜一長官=19日午後、東京都港区の同庁
(ニュース提供元:時事通信社)

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