2025/03/19
防災・危機管理ニュース
気象庁気象研究所と東京大、京都大の研究チームは19日までに、2月上旬の北海道十勝地方や東北日本海側・北陸付近の大雪には地球温暖化が影響していたと発表した。気温や海面水温が上昇して大気中の水蒸気量が増えた状態だったため、寒気が流れ込んだ際に雪となって降る量が多くなったと考えられるという。
研究チームがコンピューターでシミュレーションを行った結果、2月3~4日の十勝地方付近の24時間積算降雪量は温暖化がなかった場合に比べ、約5%増加。降雪がピークとなった3日午後11時から4日午前5時に限ると、降雪量は約10%も増加していた。
同庁の実際の観測データでは、帯広市の4日午前9時までの12時間降雪量は120センチに上り、国内観測史上最多記録を更新した。当時は海水温が非常に高い三陸沖で低気圧が発生し、北東へ進んでいた。
一方、2月3~9日の東北日本海側・北陸付近では、積算降水量が10ミリ以上の陸地で平均すると、7日間の積算降雪量は温暖化がなかった場合に比べ、約6%増加していた。平地か山地かで分類すると、雪が雨に変わりやすい標高100メートル未満の平地が約4%増加だったのに対し、同500メートル以上の山地は約7%増加となった。
〔写真説明〕大雪に見舞われた北海道帯広市の市街地=2月4日
(ニュース提供元:時事通信社)

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