東北から九州では3日も晴れ、35度以上の猛暑日になる所が多かった。気象庁によると、徳島県美馬市で39.3度、岐阜県揖斐川町と広島県安芸太田町で39.2度、甲府市で39.1度、長野県上田市などで39.0度を観測した。美馬市と上田市は地点ごとの過去最高記録を更新した。
 全国914観測点中、猛暑日になった所は3分の1に当たる319地点に上り、7月29日の322地点に次いで統計史上2番目に多かった。今月2日までは40度以上の観測点が4日連続であり、2013年8月の過去最長記録に並んでいたが、更新には至らなかった。
 4日は東・西日本の大半の都府県のほか、岩手、福島両県、奄美、沖縄本島に熱中症警戒アラートが出された。気象庁は屋外の活動を短時間にとどめ、冷房を使うなどして熱中症を防ぐよう呼び掛けている。 
〔写真説明〕気象庁=東京都港区

(ニュース提供元:時事通信社)