2015/04/07
防災・危機管理ニュース
総合情報マネジメント事業、保険サービス事業を2大柱とするリスクマネジメント企業ワンビシアーカイブズは、2015年3月24日、事業継続マネジメントシステムの国際規格であるISO22301(BCMS)の認証を取得した。
ワンビシアーカイブズは、企業情報資産の安全保管を担う国内初の情報セキュリティ事業者。事業の柱は2つあり、1つは企業情報の安全保管と管理の効率化を支援する「総合情報マネジメント事業」。1966年の創業時から国内初の情報セキュリティ事業者として、重要情報の安全保管をスタートさせ、高い実績を有している。もう1つは、個人顧客が安心して生活を送れるよう、さまざまな生命・損害保険を提案する「保険サービス事業」。
顧客の大切な情報資産を預かる企業として、緊急時の対応を改善し続けることが、サービス品質向上につながると考え、今回の認証取得に至った。
初期初動対応、事業継続計画を見直し、緊急時にも顧客への影響を最小化できるよう、平時から事業継続の観点で業務を分析し、事前防災対策・リスク低減活動を効率的かつ継続的に行っていく考えだ。
■取得規格:JISQ22301:2013(ISO22301:2012)
■対象拠点:本社、関東第1・第3・第4・第5センター、関西センター、関西第2センター、OSSC、YSSC(データセンターの名称)
■認証範囲:重要書類・磁気テープ、企業内情報の安全管理保管・集配サービス
■ISO22301とは
有事に備えて、事前防災対策、初期初動対応、事業継続についての規程や運用を定め、継続的に改善していくマネジメントシステムの国際規格のこと。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
ランサムウェアの脅威、地域新聞を直撃
地域新聞「長野日報」を発行する長野日報社(長野県諏訪市、村上智仙代表取締役社長)は、2023年12月にランサムウェアに感染した。ウイルスは紙面作成システム用のサーバーとそのネットワークに含まれるパソコンに拡大。当初より「金銭的な取引」には応じず、全面的な復旧まで2カ月を要した。ページを半減するなど特別体制でなんとか新聞の発行は維持できたが、被害額は数千万に上った。
2025/07/10
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/08
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
-
-
-
-
-
-
「ビジネスイネーブラー」へ進化するセキュリティ組織
昨年、累計出品数が40億を突破し、流通取引総額が1兆円を超えたフリマアプリ「メルカリ」。オンラインサービス上では日々膨大な数の取引が行われています。顧客の利便性や従業員の生産性を落とさず、安全と信頼を高めるセキュリティ戦略について、執行役員CISOの市原尚久氏に聞きました。
2025/06/29
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方