人間に”最も寄り添った”メディアと言っても過言ではないSNS。スマホを取り出すやいなや、流れ作業のようにX(旧ツイッター)やInstagram、Threads、TikTokを開きます。コミュニケーションを前提としたメッセージ性の高い情報は、それほど多くの人々を魅了します。さらに積極的な関与を引き出し、圧倒的な拡散スピードを持って、情報インフラとして確固たる地位を築いています。

その能力がいかんなく発揮されるのが「炎上」でしょう。社会にとってプラスとマイナス両面を持つ炎上は、もはや日常的な光景となっています。企業や組織にとって、マイナスに作用した場合のダメージは絶大。ときには大幅な株価低下を招き、経営に多大な爪痕を残します。

デジタル空間の情報分析を得意とするJapan Nexus Intelligenceのヘッドアナリストである竜口七彩氏が指摘するのは、炎上プロセスの変容です。過去が牧歌的に思えるほど、炎上を加速させる条件が整い、従来型の炎上対策が及ばない時代を迎えているといいます。

今回のテクノロジーリスク勉強会では、経営に多大なインパクトを与えたSNS炎上ケースの分析をもとに、変容する炎上構造について解説していただきました。2025年10月17日開催。

【講師】
 Japan Nexus Intelligence
 ヘッドアナリスト

 竜口 七彩 

■主な内容
・オンライン空間におけるリスク
・実際の事例
・炎上を最小限に抑えるために

配信期限 2026年1月31日