災害時に備えて劣化診断や月次レポートなどの平時の管理体制を提供する「遠隔監視サービス」に対応。

ヤンマーエネルギーシステムは、コンパクト設計による高い運搬・施工性で設置費用の削減が可能な非常用発電機「AP130F」を販売する。非常用発電機「APシリーズ」で標準対応している情報管理のための「見える化サービス」と、劣化診断や月次レポートなどの平時の管理体制を提供する「遠隔監視サービス」に対応するもの。

同製品は、分割運搬が不要な高さに設計を最適化することで、設置にかかる施工時間を約2時間短縮。これにより、運搬・施工にかかる設置費用の削減が可能となった。また、ラジエーターファンの最適化による換気量低減や、コンパクト設計による設置面積の省スペース化も実現した。 

「見える化サービス」では、同社が燃料残量や運転可能時間などの情報を一括管理し、顧客はパソコンやスマートフォン、タブレットから発電機の状態などの情報を閲覧できる。 「遠隔監視サービス」(有償)は、バッテリー劣化診断、警報の緊急連絡などを行うほか、定期的なレポートを発行して災害時に備えた管理体制作りをサポートする。 

同製品のパッケージ寸法は、長さ3.8×幅1.1×高さ2.1メートル。重量は1920キログラム。使用燃料は軽油・LSA重油。消費燃料量は毎時21.5/26.1リットル。定格出力は普通形出力時が110/130キロボルトアンペア、長時間形出力時が100/115キロボルトアンペア。調速機にはコモンレールを採用しており、同社同等クラス比で黒煙・白煙の発生を大幅に低減できる。 

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部