2025/11/07
ニュープロダクツ
消防車両事業や防災事業を展開するモリタは、電気自動車(EV)の火災の消火に活用できる新たな車両火災用ノズル「アクアサイクロン」 を販売する。消防ポンプ自動車「Miracle CAFS Car」、車両火災用ブランケット「FIRE ISOLATOR」、簡易型止水板「Flood Guard」といった同社の他製品と組み合わせて、EV火災をより効果的に消火するためのソリューションとして提案する。
同製品は、EVに搭載されるリチウムイオンバッテリー(LIB)の再燃リスクの高さや、継続的な冷却が不可欠で大量の水と長時間の対応が求められる点、従来の放水方法では水が十分に熱源へ届かないといった課題に対応するもので、全高90ミリメートルの薄型設計により、車両下部からLIBを効果的に冷却できる。先端のノズルが回転することで、毎分50リットルと低流量ながら広範囲に放水し、熱暴走や再燃のリスクを低減する。シンプルな操作性と軽量設計により、迅速な初動対応が可能となる。
また、2250ミリメートルの長いノズルで、車両に近づかず安全な位置で設置できる。設置後は置いたまま放水できるため手持ち操作が不要。側面放水ノズルを備えることで、下から吹き出る火炎から消防隊員を守ることができる。伸縮・分割可能で収納時に場所を取らない設計となっている。
同製品は、EVだけでなくハイブリッド(HV)、プラグインハイブリッド(PHV)、ガソリン車でも使用可能であり、消防隊員が安全に消火活動を行うことができる。
同製品の寸法は、使用時の全長が2250ミリメートル、下面放水ノズル高さが90ミリメートル、収納時が980ミリメートル(ノズル部)。重量は約4.4キログラム。放水範囲は、約2000×2000ミリメートル(地面からの高さ160ミリメートルの位置で測定)。流量は圧力0.5メガパスカル時に毎分50リットル。ホース接続部口径は40A差込式。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/03/24
-
-
-
-
-
火事・水害の被災設備に復旧という選択肢
災害復旧専門サービスのベルフォアジャパンは昨年、独自営業による顧客開拓に乗り出しました。これまでは共同出資者の東京海上日動火災保険を窓口としてきましたが、体制変更を機に直接の市場アプローチを開始。BCPの実効性を確保する手段として自社のサービスを訴求する考えです。代表取締役社長の加藤道久氏に今後の市場戦略を聞きました。
2026/03/18
-
-
-
余計な情報をつながない安否確認システム
安否確認システム「オクレンジャー」は2006 年に提供を開始したサービス。災害時の初動に欠かせないアプリとして広く認知され、累計ユーザー数260 万を突破した。開発元のパスカルは地域のSIerとして、防災分野以外でもビジネスの高度化に貢献する。社長の井上隆氏に、創業以来の事業コンセプトと今後の展望を聞いた。
2026/03/11
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方