2026/01/16
防災・危機管理ニュース
高市早苗首相は16日、首相官邸でイタリアのメローニ首相と初めて対面で会談した。英国を交えた3カ国による次期戦闘機の共同開発に代表される安全保障協力の加速や、重要鉱物の供給網拡大など経済安保面での連携強化で一致した。
ロシアによるウクライナ侵攻や中国など地域情勢についても意見交換。「自由で開かれたインド太平洋」やウクライナの公正かつ永続的な平和の実現に向け、引き続き協力することも申し合わせた。
両首脳が発表した共同声明は「欧州大西洋とインド太平洋の安保は強く相互に関連している」と明記。日伊関係を「特別な戦略的パートナーシップ」に格上げした。
会談後の共同記者発表で、高市氏は「インド太平洋地域を取り巻く戦略環境が厳しさを増す中、両国および地域の平和と繁栄にとって、同志国の緊密な連携がかつてなく重要だ」と指摘。メローニ氏も「私たちは自由で正しい秩序に立った平和を願っている」と訴えた。
宇宙の平和的利用を推進する「宇宙協議」の新設や、外交関係樹立160周年を踏まえ、文化・人的交流の拡大も打ち出した。メローニ氏は高市氏の早期イタリア訪問を要請した。
両首脳は「保守系の女性政治家」という共通点がある。今回、高市氏は片山さつき財務相と小野田紀美・経済安保担当相を加えた少人数懇談の機会も設け、信頼関係の構築を図った。
メローニ氏は共同記者発表で「サナエとは非常に波長が合う」と強調。「私もサナエもそれぞれの国で初めて女性としてこの職(首相)に就いている。大きな名誉だが非常に責任がある」と語った。
自身のX(旧ツイッター)には高市氏とのツーショット写真を投稿し、「遠く離れた二つの国、しかしますます近づいている」と書き込んだ。メローニ氏の来日は2024年2月以来で3回目。
〔写真説明〕会談を前に握手する高市早苗首相(右)とイタリアのメローニ首相=16日、首相官邸
〔写真説明〕共同記者発表に臨む高市早苗首相(右)とイタリアのメローニ首相=16日午後、首相官邸
〔写真説明〕日伊首脳のツーショット(イタリアのメローニ首相のXより)
(ニュース提供元:時事通信社)



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