第34回 LCA日本フォーラムの動向と環境効率指標の事例
表彰事例から読み解く環境評価手法
島崎規子
大学関係の主たる内容は、駒澤大学経済学部、城西大学短期大学部、城西国際大学経営情報学部大学院教授などを歴任し、同大学定年退職。城西国際大学では経営情報学部経営情報学科長、留学生別科長などを務めた。大学以外の主たる内容は、埼玉県都市開発計画地方審議会委員、財務省独立行政法人評価委員会委員、重松製作所監査役などを務めた。
2026/09/07
環境リスクマネジメントに求められる知識
島崎規子
大学関係の主たる内容は、駒澤大学経済学部、城西大学短期大学部、城西国際大学経営情報学部大学院教授などを歴任し、同大学定年退職。城西国際大学では経営情報学部経営情報学科長、留学生別科長などを務めた。大学以外の主たる内容は、埼玉県都市開発計画地方審議会委員、財務省独立行政法人評価委員会委員、重松製作所監査役などを務めた。
国内において、環境性の向上と環境負荷の削減の発展と普及に特に優れた成果をあげたと認められる企業を表彰する制度に「環境効率アワード」があります。環境効率アワードの運営は、「日本環境効率フォーラム」ですが、2011年2月に「ライフサイクルアセスメント日本フォーラム」と統合して、「LCA日本フォーラム(JLCA :Life Cycle Assessment Society of Japan)」と呼ばれています。第33回に引き続き、LCA日本フォーラムの動向と環境効率指標の事例を紹介いたします。
「環境効率アワード」の運営は、「日本環境効率フォーラム」であり、経済産業省と日刊工業新聞社の後援を受けて2005年度に創設されました。「環境効率アワード」は、環境負荷を削減させながら、社会経済活動の向上に日々取り組む企業の活動やその活動によって開発された製品を表彰します。その目的は、環境と経済の両立を実践し、他国より少ないエネルギーや資源を用い、ビジネスを強化し、企業の競争力を高めると同時に、環境効率による技術革新をすることで、国内の産業の発展に貢献することです。
「日本環境効率フォーラム」が「ライフサイクルアセスメント日本フォーラム」と統合してからは、「LCA日本フォーラム(以下、「JLCA」という)」として活動を続けています。JLCAの主たる目的は、国内外の動向を踏まえ、LCA、環境効率に関する調査・研究活動、情報交流促進活動、啓発・普及活動を行うことです。具体的には、「製品のライフサイクルから環境負荷削減に取り組む企業、組織、研究者を応援する」ことにあり、わが国におけるこれらの普及と発展を図り、持続可能な経済社会の実現を目指しています。
2004年に「LCA日本フォーラム表彰制度」が創設されました。なお、この受賞は、2004年の第1回から第22回まで継続しています。JLCAの運営と事務局は、産業環境管理協会が担当しています。
2023年から2026年(第19回から第22回)までのLCA日本フォーラムの受賞者を紹介しますと、図表1のとおりです。
図表1では、第21回から「経済産業省産業技術環境局長賞」が、「経済産業省脱炭素成長型経済構造移行推進審議官賞」に名称を変更しています。第22回の表彰式は、2026年1月に実施され、10件が表彰されています。
第22回で「経済産業省脱炭素成長型経済構造移行推進審議官賞」を受賞した「プラスチック循環利用協会」は、「石油化学製品のLCIデータの更新」という内容で受賞しています。
環境リスクマネジメントに求められる知識の他の記事
おすすめ記事
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/09/07
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/01
暗黙知を形式知へ、10年の徹底改善が生きた
熊本市の工務店・新産住拓株式会社(小山英文社長)は、2016年の熊本地震や近年相次ぐ豪雨災害を通じて災害対応を磨き上げてきた。発生当日は、約3割の社員が定休日で社長も不在という条件下にもかかわらず、地震発生から50分で社員の安否確認をおおむね完了し、2時間後にはホームページや顧客専用サイトで被害受付を開始した。
2026/08/24
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方