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国内において、環境性の向上と環境負荷の削減の発展と普及に特に優れた成果をあげたと認められる企業を表彰する制度に「環境効率アワード」があります。環境効率アワードの運営は、「日本環境効率フォーラム」ですが、2011年2月に「ライフサイクルアセスメント日本フォーラム」と統合して、「LCA日本フォーラム(JLCA :Life Cycle Assessment Society of Japan)」と呼ばれています。第33回に引き続き、LCA日本フォーラムの動向と環境効率指標の事例を紹介いたします。

(1) LCA日本フォーラムの目的と動向

「環境効率アワード」の運営は、「日本環境効率フォーラム」であり、経済産業省と日刊工業新聞社の後援を受けて2005年度に創設されました。「環境効率アワード」は、環境負荷を削減させながら、社会経済活動の向上に日々取り組む企業の活動やその活動によって開発された製品を表彰します。その目的は、環境と経済の両立を実践し、他国より少ないエネルギーや資源を用い、ビジネスを強化し、企業の競争力を高めると同時に、環境効率による技術革新をすることで、国内の産業の発展に貢献することです。

「日本環境効率フォーラム」が「ライフサイクルアセスメント日本フォーラム」と統合してからは、「LCA日本フォーラム(以下、「JLCA」という)」として活動を続けています。JLCAの主たる目的は、国内外の動向を踏まえ、LCA、環境効率に関する調査・研究活動、情報交流促進活動、啓発・普及活動を行うことです。具体的には、「製品のライフサイクルから環境負荷削減に取り組む企業、組織、研究者を応援する」ことにあり、わが国におけるこれらの普及と発展を図り、持続可能な経済社会の実現を目指しています。

2004年に「LCA日本フォーラム表彰制度」が創設されました。なお、この受賞は、2004年の第1回から第22回まで継続しています。JLCAの運営と事務局は、産業環境管理協会が担当しています。

2023年から2026年(第19回から第22回)までのLCA日本フォーラムの受賞者を紹介しますと、図表1のとおりです。

図表1では、第21回から「経済産業省産業技術環境局長賞」が、「経済産業省脱炭素成長型経済構造移行推進審議官賞」に名称を変更しています。第22回の表彰式は、2026年1月に実施され、10件が表彰されています。

第22回で「経済産業省脱炭素成長型経済構造移行推進審議官賞」を受賞した「プラスチック循環利用協会」は、「石油化学製品のLCIデータの更新」という内容で受賞しています。