航空写真地図を用いた訓練の一例(出典:「これからの火災防御訓練の手法と準備」)

今年に入って、ほぼ毎日のように死傷者を出す炎上火災が発生している。発生対象物も繁華街、簡易宿泊所、商店街、一般住宅、ホテル、工場、ビルなど様々。ニュースで流れるスマホで撮影されたと思われる現場映像を見ていると、中には場当たり的な活動をしている消防隊も見受けられ、放水、はしご車の架梯位置、ホースの伸ばし方、屋内進入箇所の選定など、訓練不足がかなり見受けられる。

2019年火災情報
https://news.yahoo.co.jp/list?t=fire

下記の動画はアメリカでのアパート火災の様子。

House Fire - Shenandoah, PA - 01/09/2019 (出典:YouTube)

昨年11月に静岡県消防学校で「これからの火災防御訓練の手法と準備」という内容で7時限のワークショップ形式の講義を行った。

1時限目:最新の火災防御手法の動向と消火の科学についてなど
2時限目:火災防御訓練の効果的なシナリオ作りとゴール設定
3時限目:グループワークによるシナリオ発表と相互評価

この資料は下記からダウンロードできる。

■これからの火災防御訓練の手法と準備
https://irescue.jp/PDF/Shizuoka_Fire_Academy_11212018.pdf