2019/03/15
防災・危機管理ニュース
マカフィーは14日、公式ブログでビッシング(ボイスフィッシング)を仕掛ける偽アプリへの注意を呼びかけた。金融機関などになりすまし、情報の搾取を狙っている。
ビッシングとは電話など音声案内を通じ、ニセの案内に誘導し情報搾取などを行う手口。今回、マカフィーが注意を喚起しているのはローン借り換えなどの案内を表示し、ユーザーに問題のあるアプリをダウンロードさせる。これにより金融機関になりすました電話がユーザーにかけられ、情報を聞き出そうとするという。
偽サイトに誘導し情報を入力させる従来型のフィッシングより、ビッシングは検出が難しい。マカフィーではアプリはApple App StoreやGoogle Playといった公式のストアからダウンロードすることや電話番号の識別サービスの利用などを推奨。ネット上には詐欺電話に使われる電話番号のデータベースもあり、活用できる。
■詳細はこちら
https://blogs.mcafee.jp/voice-phishing-tricks-unsuspecting-users
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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