2019/03/22
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
クリスマスプレゼントは防災リュック
そんな志穂ちゃんがなぜ、防災に興味を持ったのかというと、それは、学校で渡されたこちらのリーフレットを読んだからなのだそうです。
このノートにはこんな事が書かれています。
これを見て、自分のいのちの守り方をしっかり身につけねばと思った志穂ちゃん。
防災館で学んだり、災害の事を調べるのはもちろんのこと、こんなこともありました。去年のクリスマスプレセントに志穂ちゃんがサンタさんにお願いしたもの、何だかわかりますか?
それは防災リュックなのです。
クリスマスにサンタさんにゲームをお願いする子はたくさんいますが、防災リュックって!!世界中探しても、7歳でそれをお願いしたのは、志穂ちゃん一人かもしれないと思いますし、サンタさんも驚いたに違いないと思います。
ところが、志穂ちゃんのすごいところはこれだけではありません。
みなさんは、こんな人に出会ったことはないですか?
「防災リュックのセット買ったけど、そのままにしてますう」とか、「そもそも何も準備していないですう」なんていう大人たちに。
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とは、志穂ちゃんには、叱られませんけどね。
でも、志穂ちゃんは、ボーっとなんかしていません。セットの防災リュックは当然、もっと使いやすいようにアレンジされました。こちらが、アレンジ後に追加された中身です。
私の災害用携帯トイレも準備してくれていたなんて嬉しいかぎり。上のかわいいペンの様なものはLEDライトです。このセンス、素敵♪タオルにしろ、マスクにしろ、自分が気に入っている柄を持っていると災害時も癒されますよね!
下に細かく書かれた字を拡大してみるとこんな事が書かれています。
かまどの作り方と火のつけ方がまとめてられています。図書館で借りたアウトドアの本からまとめたそうです。
これをリュックに入れて、火起こし道具もスキレットも準備しています。方位磁石も入っています。講演を聞いてますます「アウトドアのテクニックはすごい!」と志穂ちゃんは思ってくれているそうで、春休みには貯めたお小遣いで、ヘッドランプを購入する予定なんですって!
とにかく、これらは全部、自分で考えて、入れ替えているのだそうです。しかも、当然、自らですすんで実践しているのです。繰り返しますが、親が促したからではなく、災害のことについて知ってしまった以上、きちんと対策をしなければとたった7歳の子がここまで頑張っているのです。みなさんは、どうですか?みなさんのまわりの大人はどうでしょう?やらない言い訳ばっかりしていないですか?こんなに頑張っている子の命を災害から守るために、例えば、地域のブロック塀を本気でなくす行動は実施していますか?津波から、てんでんこで素早く避難することを実践して、大人の責務を果たしていますか?
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
余計な情報をつながない安否確認システム
安否確認システム「オクレンジャー」は2006 年に提供を開始したサービス。災害時の初動に欠かせないアプリとして広く認知され、累計ユーザー数260 万を突破した。開発元のパスカルは地域のSIerとして、防災分野以外でもビジネスの高度化に貢献する。社長の井上隆氏に、創業以来の事業コンセプトと今後の展望を聞いた。
2026/03/11
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/03/10
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/03/05
-
ネット風評被害を叩き企業の信頼を守る
ネット社会の「カイシャの病院」として企業の風評被害を治療・予防するソルナは昨年7月、代表交代をともなう事業承継を行いました。創業者の三澤和則氏が代表取締役を退任し、新たに安宅祐樹氏が就任。これまでのサービス価値をさらに高め、企業の信頼の基盤を保全していく構えです。新社長の安宅氏に事業承継の経緯と今後の展望を聞きました。
2026/03/02
-
-
-
-









※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方