多くの人が詰めかけた分科会

福祉は他分野のコーディネートを

内閣府の小平卓審議官からは「国土交通省出身で災害後のマクロなハード整備を専門に行ってきたが、ミクロの支援がとても重要なことがわかった」「専門職は他のことはやらないというイメージだったが、福祉支援はトータルに取り組んでいる」というコメントをいただきました。

最後に、私がまとめのコメントをします。

・災害福祉支援はようやくよちよち歩きが始まったレベル。
・強みとして3点ある。

〇医療・保健・看護などのモデルとなる先生がすでにある
〇福祉は敷居が低く民間やボランティアとのつながりを作りやすい
〇このため多様な職種、職能団体のコーディネート役を果たしやすい

・一方で次のような課題がある
〇福祉支援が極めて多種多様であるため、連携が困難
〇DWAT制度が始まったばかりで活動環境や財源の裏付けが不足している
〇福祉避難所などのハード整備や人材育成、研修の機会が少ない

今後は、JVOAD福祉支援専門委員会準備会でアンケート結果などを踏まえて福祉支援の定量化、課題の抽出を進めるとともに、平時での研修、災害現場での支援活動を通じて福祉支援の質を高める努力を重ねたいと考えています。

(了)