2016/06/09
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
子ども用のレインウェアは赤ちゃんの前抱っこの時のママコートに!
さて、大人は災害時にも普段にも役立つものとして購入できるけど、すぐサイズアウトする子どもが使うには透湿防水素材は高価すぎるのでは?という問題があります。上着とズボンセットで6000円くらいするのです。
わたしも、こどもが小さい時悩みました。でもレインコートのジッパーをながめたら問題が解決しました!アウトドア用レインウェアは、すぐ着脱する必要があり、ジッパーの性能が命にかかわります。そのため、世界中のどのメーカーでも、ジッパーにはYKKを使っている事が多いのです。ジッパーにもいくつか種類があるのですが、大人やこどもの汎用性があるタイプのレインウェアで使われやすいのが、このYKK 5CN かYKK VISLON 4VSです。
同じ製品番号であれば、メーカーが違っても、大人用と子供用をジョイントできます。そうすると、赤ちゃんの前抱っこの時のママコートとして使えます♪
これだと、こどもが歩けるようになったら、上着だけ着せてレインコートに、もっとこどもが成長したら、上下で着る・・と、うちでは120cmのレインコートを0歳から6歳まで使いたおすことができました。
そうすると、1年あたり1000円のレインコートを買っては捨て・・とするのと同じ金額で、8時間くらい傘なしで豪雨の中歩き回っても濡れない蒸れない安心のレインウェアをこどもにも着せることができるという訳です。
このとおりにしなくてもいいのです。でも、性能がよいものを長く使う工夫をする、そして日常にも使う・・とすると、災害ではない普段の雨が楽しくなるので、梅雨でも明るい気持ちになれます♪
というわけで、この梅雨は是非、災害時と兼用のレインウェアを試してみてほしいです♪
透湿防水素材は年々進化しているので、ここに書いている以上の驚きの世界が楽しめることもうけあいです!
報道関係者は変わりましたが、政治家の方はまだまだなので、災害視察中継を見ていて心配になります(笑)。この梅雨から変わることを期待しています♪
(了)
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