生活パターンも考慮しよう

また3日は、女性防災ネットワークさんの勉強会に参加させていただいたのですが、参加者全員が、逃げキッドを使い、マイ・タイムラインを作りました!

その中で、パターン分けをして作った方がいるとう紹介もあり、なるほどとおもいました! いつどのような時に避難が必要になるのか、家族が全員家にそろっている時ばかりではありません。

その方は、

1.自分が働いていて、お母様がデイサービスに行っている時のパターン。
2.自分だけが家にいる時のパターン
3.お母様がお留守番している時のパターン

連絡する先も変わってくるし行動も変わります。具体例を出しあう事で、自分に置き換えて想像ができるのも、皆さんと作ることの良さですね。

そして、勉強会のなかでは、話題になった、東京都江戸川区のハザードマップを紐解く形でのお話も伺いました。ハザードマップを配布され、マイ・タイムラインも付いていたけれども、具体的な避難計画に至らないモヤモヤの理由アンケート結果もわかりやすく、あるあるだなぁと思わず笑ってしまう答えもありました。

・夫の合意が得られない
・家族が多く避難にお金がかかる
・避難先が思いつかない

などなどでした。

ではどうしたら取り組めるのか。旅のしおりを作るように、具体化したらどうか。かなりの細かいリストが挙げられていました。ママさん目線であったり、あらゆる事が考えられているようだったので、ぜひその資料を見せてもらいたいとお願いしているところですが、それを考えることこそが、すでにマイ・タイムライン作りになっているんですよね!

逃げキッドで小学生とマイ・タイムラインを作った時も、避難所に持って行きたいものが、箇条書きでポンポン飛び出しました! 自分の頭で考える。大事な事だし、何もない平時、楽しく取り組める防災訓練だと思います!

これまでマイ・タイムラインについては何度も書いてきましたが、何度も繰り返し話していくことも大事。刷り込みですね。この記事でマイ・タイムラインを初めて知ってくれる人がいるといいなぁ。

万が一逃げ遅れてしまった場合の対策も、今後お伝えしていければと思います!

さて防災週間ということで、防災士赤プル出動の機会もありました。北海道大谷大学で行われた、防災士育成カリキュラムの講座に、講師として呼んでいただきました。

札幌大谷大学にてQQグローブをいただきました! このグローブに救急救命の手順が全て書いてあります

2年前に、防災になったばかりの赤プルですが、自分が防災士として何ができるかを考え続けた2年間でもありましたので、その思いも伝えさせていただきました! ただ資格を取っただけでは、結局そこで終わってしまうので、防災士になった皆さんには、人に伝えるという事も、一つの役割と思って学び続け、行動してほしいです!

SBS静岡ラジオさんにて 。防災士赤プル、赤ヘルかぶって出動中

災害時だけでなく、平時からもできる事があるのです。またそれを皆さんと一緒に考える機会があってもいいかなぁと思います!

防災大国静岡では防災に青春をかける大学生が! お話を聞いて感銘を受けました!

また1日には、2年連続でSBS静岡放送さんで、ラジオ防災特番〜南海トラフ地震への備え&次世代の防災担い手の育成〜という番組にも出演させていただきました! ありがたく、専門家の皆さんのお話を聞く機会もたくさんいただきますので、ここでの話については、またいつか書きますね。

(了)