2019/09/26
ニュープロダクツ
マンションやアパートなど集合住宅向けのインターネット回線整備などを手がけるギガプライズは26日、既存集合住宅向けの新たなネット回線整備サービス「SPES(エスピーイーズ)」を2020年1月末から提供開始すると発表した。同社ではネットワークカメラの提供も行っており、防犯などの事業拡大も狙う。
通信のシステムインテグレーターであるNECネッツアイ、米国の半導体製造・販売のブロードコムと連携。集合住宅にある既存の電話配線を活用し、インターネット利用が可能になる工法を開発した。この方式による既存住宅のネット回線整備は世界初という。居室に入っての工事が不要なことに加え、宅内装置ははがきサイズで郵便受けにも入る大きさとなっており、入居者の立ち合いやそのためのやりとりといった手間がなくなる。宅内装置は電源につなぐ必要もないという。
他物件との差別化を狙う既存賃貸アパート・マンションのオーナーや管理会社、これまで集合住宅の建設を多数手がけた大手住宅メーカーなどに訴求する。導入費用について、最初は従来工法同様を見込むが、26日に東京都港区で行われた記者発表会でギガプライズの梁瀬泰孝社長は「導入数が増えることで機械のコストは下げていける」と説明した。
同社では防犯・監視ネットワークカメラの販売なども行っている。梁瀬社長は「監視カメラは当社の主力商品の一つ」と説明。IoTハブを手がけるリブスマートにも出資をしており、集合住宅へのネット普及拡大によって、カメラ導入など防犯・防災や見守り、IoTといった事業の成長も図っていく方針だ。
■ニュースリリースはこちら
http://gcms.gigaprize.co.jp/api/v1/news/2019-09-26_cRXySVo2fzKDPpINqgk-lA/download
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:斯波 祐介
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/15
-
-
-
-
防災は面白くないと広がらない
地震が起きたとき、スマートフォンに通知された情報を頼りに避難を判断することが多いだろう。緊急地震速報の情報から、いまどのように動くべきかを判断できる、そんな身近な危機管理を習慣づけた1 社が、アールシーソリューション(東京都新宿区)だ。2010 年に提供開始したスマートフォンアプリ「ゆれくるコール」は、緊急地震速報を受信できるアプリとして多くのユーザーが利用している。代表取締役の栗山章さんは、数多くのユーザーに防災の重要性を広めてきた一方で、ビジネスとして成り立たせる難しさにも直面してきたという。これまでのサービス開発の経緯や、防災ビジネスへの価値観を聞いた。
2026/09/09
-
被災施設への再入場判断「戻ってはいけない」では解決しない避難後の問題
大地震が発生し、安全な場所へ避難して一息つくと、人々には「ひとまず危険のピークは過ぎた」という根拠なき安心感が芽生える。そして、さまざまな理由で「避難してきた場所に戻りたい」といった気持ちが生じる。しかし、被害がどの程度なら戻ってよいのかについての明確なルールや事例は、どこを探してもあまり見当たらない。 国には応急危険度判定という仕組みや、施設管理者が建物を緊急点検するための指針などもある。が、これらは避難直後の「戻りたいニーズ」に応える仕組みではない。ここに、避難直後の「再入場」という古くて新しい問題がある
2026/09/09
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/09/07
-
-
-
暗黙知を形式知へ、10年の徹底改善が生きた
熊本市の工務店・新産住拓株式会社(小山英文社長)は、2016年の熊本地震や近年相次ぐ豪雨災害を通じて災害対応を磨き上げてきた。発生当日は、約3割の社員が定休日で社長も不在という条件下にもかかわらず、地震発生から50分で社員の安否確認をおおむね完了し、2時間後にはホームページや顧客専用サイトで被害受付を開始した。
2026/08/24





※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方