2016/09/07
防災・危機管理ニュース
地震への備え、4人に1人は「何もしていない」
建設業界に特化した技術系人材派遣・人材紹介サービス「Construction Engineering(コンストラクションエンジニアリング)」を行っている株式会社テクノプロ・コンストラクション(本社:東京都港区)は、8月24~26日の3日間、首都圏(一都三県)に住む20~69歳の男女を対象に、「防災意識に関する調査」をインターネットリサーチにより実施、2,000人の回答が集まった(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)。
アンケートは、「自然災害に対する意識」「防災に対する意識」「防災のための取り組み」「災害支援と有名人」の4項目。
「自然災害に対する意識」では、自分の身に起こりうると感じる災害は「地震」(91.3%)、「台風」(77.9%)、「ゲリラ豪雨」(74.3%)が多く、落雷、高温・低温、大雨洪水などが続く。「自宅は災害に対して危険な状態だと思う」は3割が「思う」と回答、女性は3割半となった。「通勤・通学経路は災害に対して危険な状態だと思う」は学生の5割強が「思う」と回答している。
「防災に対する意識」について、自宅の耐震性は「十分でない」4割半、4人に1人が「自宅の耐震性を把握していない」と回答。ご近所との協力関係は「十分でない」が5割半で、共助の防災対策に不足感がある。勤務先・通学先の耐震性「十分でない」4割強、災害発生時の備え「十分でない」が4割半だった。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
サプライチェーンのBCP対策~先行モデルをサプライヤーにも展開~
ナブテスコ株式会社BCP総括事務局で、全社のBCPを推進する木村康弘氏に、現場に立脚したBCPの推進活動とBCP支援活動の現状について、これまでに取り組んできたこと、現在取り組んでいること、そして今後取り組むべき新たな課題を紹介していただきました。2022年8月9日開催。
2022/08/17
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2022/08/16
-
-
-
-
-
-
-
収入にゆとりのある世帯ほど防災が進む
リスク対策.comは、会社に勤務する従業員が家庭でどの程度防災に取り組んでいるかを把握するため、インターネットによるアンケート調査を実施。その結果、世帯収入によって備蓄や転倒防止などの備えとともに、地域防災活動への取り組みにも大きな差があることが分かりました。前回に続き、調査結果を報告します。
2022/08/07
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方