2019/10/09
中小企業の防災 これだけはやっておこう
2.建物内の設備・什器備品の対策
大きな地震の際に建物そのものが倒壊しなかった場合でも、内部の設備・什器備品に被害は発生します。つまり、固定されていない設備や什器備品は、激しい揺れによって移動、あるいは転倒し、また高い場所に設置されているものは落下します。
そこで、設備・什器備品については、転倒防止対策と落下防止対策を講じることが基本です。
特に、工場などで機械を固定していないと、転倒によりそれらの機械そのものが損傷する、従業員が負傷する、また避難経路をふさぐなどが考えられますので的確に実施しましょう。
これらの対策は一度講じて終わりではありません。新しい設備や什器備品を購入するたびに行うことも忘れてはなりません。
【ここがポイント】
自社の建物、そして設備・什器備品を地震の揺れから守るためには、事前の準備が必須です。以下の対策は、いくら費用をかけても発災後には実施することができませんので、地震の事前防災対策としての優先順位を上げて取り組むことが重要です。
・建物の耐震診断を行い、その結果を踏まえて耐震補強工事を行う
・建物内の設備・什器備品については、転倒防止対策、そして落下防止対策を行う
(了)
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