2019/11/21
危機発生時における広報の鉄則
社長の悩みを聞いてみる
また、別のアプローチとしては、社長のお悩みを直接、聞いてみることです。広報が用意したプログラムをやることに抵抗を示すことは十分考えられますが、自分の悩み解決になるなら受ける可能性は出てくるからです。
社長のお悩みを聞くと「間が怖いから、あー、えーと言ってしまう」「女性記者の目をじっと見ると失礼になりそうで」「ネクタイの選び方が分からない」など、いろいろ出てきます。そこを切り口に進めます。それを解決するためのプログラムをやりましょう、と一気に話を進めるのです。
「メディアトレーニング=危機事案のトレーニング」と頭に刷り込まれてしまっている場合には、「外見リスクマネジメントをやりましょう」と別の言葉を使ってみてください。会社の危機事案を模擬訓練する危機管理ではなく、「楽しくできるリスクマネジメント」という雰囲気でアプローチすることで気持ちを変えます。自分の会社の危機事案を想定した訓練に、前向きに取り組めないのは気持ちとしてはよく分かります。でも、自分の外見リスクに向き合うのであれば、好奇心が湧いてきて気軽に受けられるのではないでしょうか。社長のお悩み解決、外見リスク、など、いろいろ言葉を変えてボールを投げてみましょう。
(了)
- keyword
- 危機管理
- 広報
- クライシスコミュニケーション
- リスクマネジメント
危機発生時における広報の鉄則の他の記事
おすすめ記事
-
-
-
サプライチェーン対策「行っていない」が49.7%~BCP策定状況は頭打ち、実効性に課題~
内閣府は、令和7年度における「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」についての結果を発表した。2007年度から隔年で実施しているもので前回の令和5年度時点での調査以来となる。それによると、近年災害時などで課題になっているサプライチェーンの対策について、「サプライチェーン強靭化への取組を行っているか」との設問に対し、「行っていない」が49.7%と最も高く、次いで「行っている」が25.9%、「現在検討中」が20.7%となった。
2026/04/26
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/21
-
スマホ通知が号令、災害の初動対応訓練を開発
半導体製造装置大手の株式会社ディスコ(東京都大田区)は、平時のコミュニケーションツールを使ったさまざまな危機事案に対応できる初動対応訓練の仕組みを開発し、実践を続けている。メンバーが、危機を発生させる運営チームと対応チームに分かれ、業務中に突発的に危機事案を模擬的に発生させるとともに、通知を受け取ったチームは、即座に、訓練を開始する。リアリティーを追求した結果、たどり着いた手法だ。
2026/04/20
-
-
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方